特許
J-GLOBAL ID:200903070128608684

旋回式建設機械

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 広瀬 和彦
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-126351
公開番号(公開出願番号):特開平10-306466
出願日: 1997年04月30日
公開日(公表日): 1998年11月17日
要約:
【要約】【課題】 グリースバス内に収容すべき潤滑油の油量を減らし、グリースバスを含めた全体の重量を軽減させると共に、例えば溶接手段に替えてボルトによりグリースバスの底板を内輪に固着させるようにする。【解決手段】 旋回輪41の内輪42には内歯歯車47の下側に位置して環状の突部42Cを一体形成し、この突部42Cには周方向に一定間隔をもって複数のねじ穴を穿設する。また、グリースバス51の底板52には前記各ねじ穴と対応する位置にそれぞれボルト挿通穴を穿設する。そして、グリースバス51の底板52を内輪42の突部42C下面に複数の各ボルト48を用いて固着する。
請求項(抜粋):
下部走行体と、該下部走行体に旋回装置を介して旋回可能に支持された上部旋回体とを備え、前記旋回装置は、前記下部走行体側に設けられる内輪と、前記上部旋回体側に設けられ、該内輪に転動子を介して回転可能に取付けられた外輪と、前記内輪の内周側に形成された内歯歯車に噛合するピニオンを有し、旋回モータの回転を減速して該ピニオンに伝える旋回用の減速機と、該減速機のピニオンと前記内輪の内歯歯車との間に供給する潤滑油を貯えるグリースバスとからなる旋回式建設機械において、前記グリースバスを、外周縁部が前記内歯歯車の下側に位置して前記内輪の内周側に固着され、内周縁部が径方向内向きに延びた環状の底板と、該底板の内周縁部側から上向きに立設され、前記内輪との間で底板上に潤滑油収容空間を形成する筒状板とから構成したことを特徴とする旋回式建設機械。

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