特許
J-GLOBAL ID:200903070135181165

溶接方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (2件): 菊池 治 ,  大胡 典夫
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2007-112589
公開番号(公開出願番号):特開2008-264841
出願日: 2007年04月23日
公開日(公表日): 2008年11月06日
要約:
【課題】単結晶または一方向凝固材料の母材を溶接した際に、母材の結晶方位と同じ結晶方位を持ち、かつ、母材と同じ一方向に凝固した結晶で形成される領域を広げる。【解決手段】母材40に溶融深さが異なるように溶融凝固処理を複数回施して溶接する際に、1回目の溶融凝固処理で形成された第1の溶融層47の側部から凝固して母材40と同じ結晶方位を持つ側部凝固組織43および熱源の走査方向に凝固して母材40と同じ結晶方位を持つ走査方向凝固組織44が形成されている場合に、この第1の溶融層47よりも浅く、かつ、側部凝固組織43および走査方向凝固組織44を含む領域を溶融させた第2の溶融層48を形成し、この第2の溶融層48を凝固させてこの第2の溶融層48の底部から凝固して母材と同じ結晶方位を持つ底部凝固組織42を積層させる2回目の溶融凝固処理を施す。【選択図】図1
請求項(抜粋):
単結晶および一方向凝固材料のいずれかの母材に熱源を走査して溶融層を形成しこの溶融層を凝固させる溶融凝固処理を溶融深さが異なるように複数回施してこの母材を溶接する溶接方法において、 前回の溶融凝固処理で形成された第1の溶融層の側部から凝固して前記母材と同じ結晶方位を持つ側部凝固組織および前記熱源の走査方向に凝固して前記母材と同じ結晶方位を持つ走査方向凝固組織が形成されている場合に、この第1の溶融層よりも浅く、かつ、この側部凝固組織およびこの走査方向凝固組織を含む領域を溶融させた第2の溶融層を形成し、この第2の溶融層を凝固させてこの第2の溶融層の底部から凝固して前記母材と同じ結晶方位を持つ底部凝固組織を積層させる溶融凝固処理を施す底部凝固組織積層工程、 を有することを特徴とする溶接方法。
IPC (5件):
B23K 31/00 ,  B23K 9/04 ,  B23K 9/23 ,  B23K 26/32 ,  B23K 26/34
FI (6件):
B23K31/00 D ,  B23K9/04 A ,  B23K9/04 E ,  B23K9/23 Z ,  B23K26/32 ,  B23K26/34
Fターム (8件):
4E001AA03 ,  4E001BB07 ,  4E001BB11 ,  4E001CC04 ,  4E001DF09 ,  4E001DG04 ,  4E068BB00 ,  4E068CA15
引用特許:
出願人引用 (1件)
  • 溶接方法
    公報種別:公開公報   出願番号:特願2003-392694   出願人:三菱重工業株式会社

前のページに戻る