特許
J-GLOBAL ID:200903070135920820

ヒートポンプ式自動車用空気調和装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 八田 幹雄 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-339744
公開番号(公開出願番号):特開平11-170857
出願日: 1997年12月10日
公開日(公表日): 1999年06月29日
要約:
【要約】【課題】 暖房時の暖房性能不足をコンプレッサにより高温高圧にした冷媒を用いて補うようにしたヒートポンプ式自動車用空気調和装置を提供する。【解決手段】 ヒートポンプ式自動車用空気調和装置の冷房サイクルに、暖房時に補助内部熱交換器Eaから流出した冷媒が第2流量調整弁5bおよび主内部熱交換器Ebをバイパスしてコンプレッサ2に帰還するバイパス回路30を設ける。このバイパス回路30に冷媒膨張部材32とサブ熱交換器33とを設けると共にサブ熱交換器33をユニットケース10の外部に配置し、当該サブ熱交換器33で補助内部熱交換器Eaから流出した冷媒を外気で加温するように構成する。
請求項(抜粋):
コンプレッサ(2)から吐出された冷媒を、外部熱交換器(3)、冷媒膨張部材(5)および内部熱交換器(E)を経て前記コンプレッサ(2)に帰還させる冷房サイクルを有し、前記内部熱交換器(E)をユニットケース(10)の風路(10f)内に配置したヒートポンプ式自動車用空気調和装置において、前記冷媒膨張部材(5)および内部熱交換器(E)は、第1流量調整弁(5a)、補助内部熱交換器(Ea)、第2流量調整弁(5b)および主内部熱交換器(Eb)の順で直列に連結することにより構成し、当該補助内部熱交換器(Ea)および主内部熱交換器(Eb)を前記風路(10f)内に対向して配置してなり、前記第1流量調整弁(5a)および第2流量調整弁(5b)の開度を調節することにより前記補助内部熱交換器(Ea)および主内部熱交換器(Eb)をそれぞれエバポレータあるいはコンデンサとして機能させるようにし、さらに、前記冷房サイクルは、暖房時に前記補助内部熱交換器(Ea)から流出した冷媒が前記第2流量調整弁(5b)および前記主内部熱交換器(Eb)をバイパスして前記コンプレッサ(2)に帰還するバイパス回路(30)を有し前記バイパス回路(30)に冷媒膨張部材(32)とサブ熱交換器(33)とを設けると共に前記サブ熱交換器(33)を前記ユニットケース(10)の外部に配置し、当該サブ熱交換器(33)で前記補助内部熱交換器(Ea)から流出した冷媒を外気で加温するように構成したことを特徴とするヒートポンプ式自動車用空気調和装置。
IPC (3件):
B60H 1/32 624 ,  B60H 1/32 613 ,  B60H 1/03
FI (3件):
B60H 1/32 624 H ,  B60H 1/32 613 D ,  B60H 1/03 Z

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