特許
J-GLOBAL ID:200903070136085526

減圧精錬装置およびそれを用いた低炭素鋼の溶製方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 名嶋 明郎 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-215205
公開番号(公開出願番号):特開2000-303116
出願日: 1999年07月29日
公開日(公表日): 2000年10月31日
要約:
【要約】【課題】 設備費用の安価な減圧精錬装置とこれを用いた清浄で安価な低炭素鋼の溶製方法を提供すること。【解決手段】 取鍋2の上方に取鍋2内の溶鋼に下端が浸漬される筒状浸漬管3を設置し、その内部を減圧状態として溶鋼を吸い上げて精錬を行う精錬装置であって、溶鋼表面に向けガスを吹き付けるランス6を筒状浸漬管3の上部に設けるとともに攪拌用ガスの吹き込み手段を筒状浸漬管3内に吸い上げられた溶鋼の自由表面を通過する位置に設け、且つ、筒状浸漬管内の圧力Pt(Torr)が下式(1) 式を満たすと同時に容量係数K(l/min) が(2) 式を満たす圧力調整手段を設ける。Pt> 760-1.297 ×107 /Dc2 (1)式K=1.71×Dl0.211 ×Dc0.438 ×Wm-1.124×Qg0.519 ×Pt-0.410>0.046 (2)式
請求項(抜粋):
溶鋼を収容する取鍋の上方にこの取鍋内の溶鋼に下端が浸漬される筒状浸漬管を昇降自在に設置し、この筒状浸漬管を減圧状態として溶鋼を筒状浸漬管内に吸い上げて精錬を行うようにした精錬装置であって、溶鋼表面に向けガスを吹き付けるためのランスを筒状浸漬管の上部に設けるとともに、攪拌用ガスの吹き込み手段を筒状浸漬管内に吸い上げられた溶鋼の自由表面を通過するような位置に設けてあり、且つ、筒状浸漬管内の圧力Pt(Torr)が、下式(1) 式を満たすと同時に、容量係数K(l/min) が、(2) 式を満たすようにする圧力調整手段を設けてあることを特徴とする減圧精錬装置。【数1】【数2】上式において、Dc:筒状浸漬管の円相当径(cm)Wm:1回あたりの処理溶鋼重量(t)Dl:取鍋内径(cm)Qg:ガス吹き込み量(Nm3/h)
IPC (2件):
C21C 7/10 ,  C21C 7/068
FI (3件):
C21C 7/10 P ,  C21C 7/10 J ,  C21C 7/068
Fターム (12件):
4K013AA00 ,  4K013BA02 ,  4K013CA04 ,  4K013CA15 ,  4K013CC04 ,  4K013CE04 ,  4K013CE09 ,  4K013CF11 ,  4K013CF13 ,  4K013FA00 ,  4K013FA02 ,  4K013FA04

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