特許
J-GLOBAL ID:200903070139252628

ラップの熱接着による立体的形状の成形方法及びその装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 志賀 富士弥 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-200724
公開番号(公開出願番号):特開平6-049760
出願日: 1992年07月28日
公開日(公表日): 1994年02月22日
要約:
【要約】【目的】 ウレタンフォームに代わるクッション材の提供を図るべく、ラップ(綿状積層体)を所望の立体的形状に成形する方法を提供する。【構成】 融点の高い繊維とそれよりも融点の低い繊維、又は、融点の低い繊維物質をコーティングした融点の高い繊維を良く混合して開繊し、かつ、積層したラップを、成形したい形状に象られた多孔性の雄型と雌型に挟み込み圧縮し、一方向から熱風を吹き込むとともに、それに対する他方向から熱風を吸引し、雄型と雌型との間に挟み込まれたラップの中を熱風が通過するようにして繊維を加熱すると、融点の低い繊維は溶けて融点の高い繊維に接着する。そして、雄型と雌型間に挟まれたラップに直接冷たい空気を吹き付けるか、若しくは、ラップの中を通過するようにすることにより、冷却して形状を固定化し、その後型抜きする。
請求項(抜粋):
融点の高い繊維とそれよりも融点の低い繊維、又は、融点の低い繊維物質をコーティングした融点の高い繊維を良く混合して開繊し、かつ、積層した物を、成形したい形状に象られた多孔性の雄型と雌型間に挟み込み圧縮し、一方向から熱風を吹き込むとともに、それに対する他方向から熱風を吸引し、雄型と雌型との間に挟み込まれた前記物の中を熱風が通過するようにして繊維を加熱し、低い融点の繊維を溶かして高い融点の繊維に付着させた後、雄型と雌型との間に挟み込まれた前記物の中を冷風が通過するようにして溶解した繊維を硬化させることにより繊維の連結を固定化することを特徴とするラップの熱接着による立体的形状の成形方法。
引用特許:
審査官引用 (4件)
  • 特公昭62-034864
  • 特開昭57-035052
  • 特開昭61-089363
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