特許
J-GLOBAL ID:200903070142668258

酵素固定多孔膜および酵素触媒反応方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 清水 猛 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-022972
公開番号(公開出願番号):特開平9-191877
出願日: 1996年01月17日
公開日(公表日): 1997年07月29日
要約:
【要約】【課題】 酵素活性が高く、かつ、高速で反応を実施できる反応効率の高い酵素固定化体を提供する。【解決手段】 ポリオレフィン、オレフィンとハロゲン化オレフィンの共重合体、またはポリフッ化ビニリデンからなる、実質的に3次元網目構造を有する多孔性基材膜の膜孔表面に導入されたグラフト高分子鎖に、酵素が吸着または共有結合により固定化されている、平均孔径0.01〜5ミクロン、空孔率20〜90%の酵素固定多孔膜、および該多孔膜を用いて、酵素を触媒とする化学反応を行う酵素触媒反応方法。【効果】 酵素の固定化に伴う活性低下が少なく、低圧でも高流速で基質溶液を流すことができ、かつ、高流速においても酵素は充分に基質と接触して高い活性を現出できるため、効率の良い酵素触媒反応ができる。
請求項(抜粋):
ポリオレフィン、オレフィンとハロゲン化オレフィンの共重合体、またはポリフッ化ビニリデンからなる、実質的に3次元網目構造を有する多孔性基材膜の膜孔表面に導入されたグラフト高分子鎖に、酵素が吸着または共有結合により固定化されている、平均孔径0.01〜5ミクロン、空孔率20〜90%の酵素固定多孔膜。

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