特許
J-GLOBAL ID:200903070144259690

電流検出回路

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 足立 勉
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-148058
公開番号(公開出願番号):特開平10-335998
出願日: 1997年06月05日
公開日(公表日): 1998年12月18日
要約:
【要約】【課題】 検出精度が高く且つ設計が容易な電流検出回路を提供する。【解決手段】 ソースが接地されドレインが負荷Lを介して電源VD1に接続された出力トランジスタ1と、該トランジスタ1に対しソースとゲートが共通接続され、ドレインに第1トランジスタ3aが接続された電流検出用トランジスタ2と、第1トランジスタ3aと共に電流ミラー回路3を成す第2トランジスタ3bとを備え、出力トランジスタ1の電流I1 を第2トランジスタ3bに流れる電流I3 に基づき検出する電流検出回路にて、電源VD2と電流ミラー回路3との間に抵抗Zを設け、ドレインが抵抗Zの電流ミラー回路3側に接続されソースが接地されたトランジスタ4が、抵抗Zに流す電流を演算増幅器OPの出力に応じて増減してトランジスタ1,2の両ドレイン電圧を一致させる。演算増幅器OPは常に接地電位を基準にトランジスタ4のゲート電圧を制御でき設計容易となる。
請求項(抜粋):
制御端子と第1出力端子及び第2出力端子とを有し、前記第1出力端子が所定の第1電圧に接続され、前記第2出力端子が前記第1電圧とは異なる第2電圧に電気負荷を介して接続された出力トランジスタと、該出力トランジスタと同種且つ同極性であり、その第1出力端子が前記出力トランジスタの第1出力端子に接続され、その制御端子が前記出力トランジスタの制御端子に接続された電流検出用トランジスタと、該電流検出用トランジスタの第2出力端子と前記第1電圧よりも前記第2電圧側の第3電圧との間の電流経路に、2つの出力端子が直列に接続された第1のトランジスタと、該第1のトランジスタと共にカレントミラー回路を構成し、前記電流検出用トランジスタを介して前記第1のトランジスタに流れる電流に対し所定倍となる電流を流す第2のトランジスタと、前記電流検出用トランジスタの第2出力端子の電圧を、前記出力トランジスタの第2出力端子の電圧に一致させる電圧制御手段とを備え、前記出力トランジスタの両出力端子間に流れる電流を、前記第2のトランジスタに流れる電流に基づき検出するように構成された電流検出回路であって、前記電圧制御手段は、前記第1のトランジスタの前記電流検出用トランジスタとは反対側の出力端子と前記第3電圧との間に直列に接続され、自己に流れる電流に応じて前記第1のトランジスタとの接続点の電圧を変化させる電流供給負荷と、反転入力端子が前記出力トランジスタの第2出力端子に接続され、非反転入力端子が前記電流検出用トランジスタの第2出力端子に接続された演算増幅器と、MOSトランジスタからなり、ドレインが前記電流供給負荷と前記第1のトランジスタとの接続点に接続され、ソースが前記電流検出用トランジスタの第1出力端子に接続され、ゲートが前記演算増幅器の出力端子に接続されて、前記電流供給負荷に流す電流を前記演算増幅器の出力に応じて増減することにより前記電流供給負荷と前記第1のトランジスタとの接続点の電圧を制御して、前記電流検出用トランジスタの第2出力端子の電圧を前記出力トランジスタの第2出力端子の電圧に一致させる電圧制御用トランジスタと、から構成されていることを特徴とする電流検出回路。
IPC (2件):
H03K 17/08 ,  G01R 19/00
FI (2件):
H03K 17/08 C ,  G01R 19/00 B

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