特許
J-GLOBAL ID:200903070147468940

金属製構造物の陰極防食法および装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 谷 義一
公報種別:再公表公報
出願番号(国際出願番号):JP1999005505
公開番号(公開出願番号):WO2001-025507
出願日: 1999年10月06日
公開日(公表日): 2001年04月12日
要約:
【要約】金属製構造物の塗膜上に主陽極とパイロット陽極とを取り付けるとともに、金属製構造物の金属母材に陰極を取り付け、パイロット陽極から金属製構造物に所定の電圧を印加し、金属製構造物の防食電流所要量の大きさを、金属製構造物の腐食の腐食環境の変動に応じて変化する前記パイロット陽極の電流値から読みとり、この電流値に連動して前記主陽極の印加電圧を上下させる。これによって、一つの陽極によって防食可能とする範囲を、過防食を起こさずに、最大限にまで拡大することのできる金属製構造物の陰極防食方法および装置を提供する。金属製構造物の内部に陽極を取り付けるとともに、この金属製構造物の金属母材に陰極を取り付けて、陽極と陰極との間に電圧を印加し、金属構造物内部に所定の電流を流すこと、さらに、この陽極と陰極との極性を経時的に逆転させて、電極表面の被膜を溶解除去することにより、防食作用および滅菌作用を回復させる陰極防食方法および装置を提供する。
請求項(抜粋):
外部電源から金属製構造物に電流を通電させ、該金属製構造物の腐食を防止する陰極防食法であって、 前記金属製構造物の塗膜上に主陽極とパイロット陽極とを取り付けるとともに、該金属製構造物の金属母材に陰極を取り付け、前記パイロット陽極から前記金属製構造物に所定の電圧を印加し、腐食防止を行う対象である前記金属製構造物の防食電流所要量の大きさを、前記金属製構造物の腐食環境の変動に応じて変化する前記パイロット陽極の電流値から読みとり、この電流値に連動して前記主陽極の印加電圧を上下させ、これにより前記金属製構造物の腐食環境に応じた最適の防食電流を供給することを特徴する金属製構造物の陰極防食法。
IPC (1件):
C23F 13/00

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