特許
J-GLOBAL ID:200903070150255558

多極スパークプラグの製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 石黒 健二
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-083525
公開番号(公開出願番号):特開平6-338379
出願日: 1993年04月09日
公開日(公表日): 1994年12月06日
要約:
【要約】【目的】 複数の外側電極の形状や折曲げ高さの不揃いを防止して、作業者の手作業によるギャップ長の調整作業を廃止することを可能にする。【構成】 金属素材を冷間押出し成形した後、切削加工により金属素材の外周に六角部5、鍔状部7、円筒部25を形成し、円筒部25の先端面に2本の外側電極11を抵抗溶接し、ねじ転造により主体金具4の外周にねじ部6を形成し、主体金具4に付着した切粉を酸洗いした後に亜鉛鍍金を行う。そして、曲げ成形機により2本の外側電極11をL字状に折り曲げた後に、打抜き成形機により2本の外側電極11の先端部を打ち抜いて、中心電極と火花放電ギャップ12を形成する放電端面13を形成する。このように、曲げ工程のときには切削工程で主体金具4に付着した切粉が除去されているので、曲げ成形機により折曲げ形状や折曲げ高さが規格通りの外側電極11が形成される。
請求項(抜粋):
(a)素材を切削加工することにより筒状の主体金具を形成する第1工程と、(b)この第1工程が終了した後に、前記主体金具の先端面に複数の外側電極を溶接等の手段により接合し、且つ前記主体金具の外周面にねじ部の転造を行う第2工程と、(c)この第2工程が終了した後に、前記主体金具を洗浄し、前記主体金具に鍍金を施す第3工程と、(d)この第3工程が終了した後に、前記複数の外側電極の途中から前記主体金具の軸心に向けて略L字状に折曲げる第4工程と、(e)この第4工程が終了した後に、前記複数の外側電極の先端部を打抜いて、前記複数の外側電極の先端部に中心電極の先端部と火花放電ギャップを形成する放電端面を形成する第5工程とを備えた多極スパークプラグの製造方法。
IPC (3件):
H01T 13/46 ,  H01T 13/20 ,  H01T 21/00
引用特許:
審査官引用 (3件)
  • 特開昭60-035487
  • 特開昭55-037773
  • 特開平3-249192

前のページに戻る