特許
J-GLOBAL ID:200903070150851738

ディスクブレーキ

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 広瀬 和彦
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-281483
公開番号(公開出願番号):特開平11-101281
出願日: 1997年09月29日
公開日(公表日): 1999年04月13日
要約:
【要約】【課題】 切欠部を有するシム板全体の剛性を高めることができると共に、ブレーキの引き摺り等の発生を抑えられるようにする。【解決手段】 インナ側の摩擦パッド8の裏金10にはシム板21を設け、このシム板21の端部のうちディスク1の径方向外側寄りに位置する端部には、摩擦パッド8の厚さ方向に向けて折曲げられた折曲げ爪23を一体形成する。そして、折曲げ爪23は、先端側が裏金10の周壁部に締代をもって係止する係止爪部24と、裏金10の周壁部に対し非接触の状態で係止爪部24に一体化された折曲げ部25とから構成する。また、係止爪部24をピストン7が当接するシム板21の当接部位21A,21Bから離れた位置に配設し、折曲げ部25を当接部位21A,21Bと対応した位置に配設するようにする。
請求項(抜粋):
キャリパと、該キャリパに摺動可能に設けられるピストンと、該ピストンによりディスクに押圧される摩擦パッドと、前記ピストンとの間に位置して該摩擦パッドの裏面側に設けられ、前記ピストンとの当接部位に部分的に切欠き部が形成されたシム板とからなるディスクブレーキにおいて、前記シム板の端部のうち、少なくとも前記ディスクの径方向外側寄りに位置する端部には、前記ピストンとの当接部位から離れた位置に形成され、先端側が前記摩擦パッドに締代をもって係止される係止爪部と、前記切欠き部寄りの前記当接部位に対応した位置で前記シム板の強度を高めるため該シム板の端部に形成された折曲げ部とを設けたことを特徴とするディスクブレーキ。

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