特許
J-GLOBAL ID:200903070155017965

直接制御型ニードルバルブを有する油圧作動燃料噴射器

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 中村 稔 (外6名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-235803
公開番号(公開出願番号):特開平10-110658
出願日: 1997年09月01日
公開日(公表日): 1998年04月28日
要約:
【要約】 (修正有)【課題】 油圧作動型燃料噴射器において、単一のソレノイドで噴射初期の噴射量制御を精密に行い得るようにすること。【解決手段】 噴射器本体に単一のソレノイド130設け、第1バルブ部材を、作動流体入り口106が作動流体キャビティ109に開く第1位置と作動流体入り口が作動流体キャビティに対して閉じる第2位置との間をソレノイドの作用のもとで動くことができるように配置し、ニードルバルブ部材160を、ノズル出口117が開く開位置と該ノズル出口が遮断される閉位置との間を動くことができるように設ける。ニードルバルブ部材は、ニードル制御チャンバー118に露出された閉用油圧面167を有する。さらに、第2バルブ部材を、ニードル制御チャンバーが高圧流体源に開かれるオフ位置とニードル制御チャンバーが低圧流体流路に開かれるオン位置との間をソレノイドの作用のもとで動くことができるように設ける。燃料噴射器の噴射量プロフィールを、ソレノイドへの電流を高い引き込み電流と中程度の保持電流に切り変えることで、所望の形状に制御することができる。
請求項(抜粋):
作動流体入り口、作動流体キャビティ、ノズル出口、及びニードル制御チャンバーを形成する噴射器本体と、前記噴射器本体に取り付けられた単一のソレノイドと、前記噴射器本体に取り付けられ、前記作動流体入り口が前記作動流体キャビティに開く第1位置と前記作動流体入り口が前記作動流体キャビティに対して閉じる第2位置との間を前記ソレノイドの作用のもとで動くことができる第1バルブ部材と、前記噴射器本体に取り付けられ、前記ノズル出口が開く開位置と前記ノズル出口が遮断される閉位置との間を動くことができ、前記ニードル制御チャンバーに露出された閉用油圧面を有するニードルバルブ部材と、前記噴射本体に取り付けられ、前記ニードル制御チャンバーが高圧流体源に開かれるオフ位置と前記ニードル制御チャンバーが低圧流体流路に開かれるオン位置との間を前記ソレノイドの作用のもとで動くことができる第2バルブ部材と、からなる油圧作動燃料噴射器。
IPC (2件):
F02M 47/00 ,  F02M 51/06
FI (3件):
F02M 47/00 F ,  F02M 47/00 P ,  F02M 51/06 Z

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