特許
J-GLOBAL ID:200903070155295680

被覆切削工具およびその製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 深見 久郎 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-324067
公開番号(公開出願番号):特開平10-158861
出願日: 1996年12月04日
公開日(公表日): 1998年06月16日
要約:
【要約】【課題】 被覆切削工具の表面への被削材の溶着を防止することが可能な、いわゆる耐溶着性に優れた被覆切削工具を提供する。【解決手段】 被覆切削工具は、超硬合金からなる基材と、その基材の表面上に形成された耐摩耗性被膜とを備える。耐摩耗性被膜は、基材の表面に接して形成された窒化チタン膜と、窒化チタン膜の上に形成され、チタンとバナジウムと窒素と不可避的不純物、チタンとアルミニウムとバナジウムと窒素と不可避的不純物を含有する複合窒化膜、あるいはチタンとバナジウムと炭素と窒素と不可避的不純物、チタンとアルミニウムとバナジウムと炭素と窒素と不可避的不純物を含有する複合炭窒化膜とを含む。耐摩耗性被膜の最表面は、酸化バナジウムを含む、融点が1000°C以下の低融点酸化物で被覆されている。
請求項(抜粋):
超硬合金からなる基材と、前記基材の表面上に形成された耐摩耗性被膜とを備え、前記耐摩耗性被膜は、前記基材の表面に接して形成された窒化チタン膜と、前記窒化チタン膜の上に形成され、チタンとバナジウムと窒素と不可避的不純物とを含有する複合窒化膜とを含み、前記耐摩耗性被膜の最表面が、酸化バナジウムを含む、融点が1000°C以下の低融点酸化物で被覆されている、被覆切削工具。
IPC (5件):
C23C 28/04 ,  B23B 27/14 ,  B23P 15/28 ,  C23C 14/06 ,  C23C 30/00
FI (5件):
C23C 28/04 ,  B23B 27/14 A ,  B23P 15/28 A ,  C23C 14/06 A ,  C23C 30/00 C

前のページに戻る