特許

J-GLOBAL ID：200903070155441384

媒体処理システムおよび現金処理システム

発明者： 広瀬 稔 ,  深津 邦夫
出願人/特許権者： 株式会社東芝
代理人 (1件)： 鈴江 武彦
公報種別：公開公報
出願番号（国際出願番号）：特願平7-242962
公開番号（公開出願番号）：特開平9-091491
出願日： 1995年09月21日
公開日（公表日）： 1997年04月04日
要約：

【要約】【課題】 比較的小型で設置が容易な媒体処理システムおよび現金処理システムを提供することにある。【解決手段】 筐体30を有する複数の自動取引装置10a、10bが所定の間隔をおいて並んで配設され、ガイドレール18がこれらの筐体を貫通して延びている。各筐体内には、紙幣を処理する紙幣取扱装置が配設されている。ガイドレール18に沿って各筐体内を走行可能なシャトル20が設けられ、このシャトルはコントローラ22からの指示により任意の自動取引装置内の紙幣取引装置と対向する位置へ移動される。シャトルは、紙幣を収納した紙幣集積部と、搬送機構とを備え、自動取引装置と紙幣集積部との間で紙幣の回収および補充を行う。

請求項（抜粋）：

筐体と、筐体内に配設され取引媒体を収納した媒体収納部と、上記媒体収納部に対して取引媒体の補充および回収を行うための第1の受渡し口と、をそれぞれ備えた複数の機器と、上記機器に対して取引媒体を受渡す受渡し装置と、を備え、上記受渡し装置は、上記複数の機器の筐体内部を貫通して延びる連続した走行ガイド部と、上記走行ガイド部に沿って走行可能に設けられた移動台車と、上記複数の機器に対する移動台車の位置を検出する検出手段と、取引媒体を収納可能な媒体集積部と、上記第1の受渡し口に対応した第2の受渡し口と、上記第2の受渡し口を通して上記媒体集積部に対する取引媒体の搬入および搬出を行う搬送機構と、を有し、上記移動台車上に設けられた媒体処理部と、上記検出手段からの検出信号に応じて上記第2の受渡し口が任意の機器の第1の受渡し口と対向する位置に上記移動台車を走行させ、上記搬送機構を作動させる制御手段と、を備えたことを特徴とする媒体処理システム。