特許
J-GLOBAL ID:200903070156358979

多重化計算機の障害発生時の切換装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 高矢 諭 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-100780
公開番号(公開出願番号):特開平6-309187
出願日: 1993年04月27日
公開日(公表日): 1994年11月04日
要約:
【要約】【目的】 多重化計算機において、障害発生時に動作中のプログラムを実行系から待機系へ切換える際に、必要な引継情報が失われることなく、系の確実且つ迅速な切換えを可能とする。【構成】 多重化計算機10上で動作する、個々のアプリケーション・プログラム24中に障害処理モジュール26を設け、多重化計算機10の環境及びハードウェアにおける障害発生通知を該障害発生処理モジュール26が受けると、自分でプログラム終了処理を行い、系の切換えに必要な引継情報を共有記憶二次媒体16に退避させた後に、待機系14でプログラムを再起動させることにより、系の切換えに必要な情報が失われることをなくす。
請求項(抜粋):
CPUを含む計算機資源が多重化され、一つの系が計算実行状態にあり、残りの系が待機状態にある多重化計算機の障害発生時の切換装置において、多重化計算機の環境及びハードウェアにおける障害の発生を検出する手段と、多重化計算機上で動作する一つあるいは複数の個々のアプリケーション・プログラムの中に予め組み込まれ、障害検出通知を受け、検出された障害情報を、実行中のアプリケーション・プログラムに通知する障害処理モジュールと、前記現在実行中のアプリケーション・プログラムが障害検出通知を受けたことを検知する手段と、前記障害検出通知を受けたアプリケーション・プログラムが一定の正常終了処理を行ったことを通知する手段と、前記障害検出通知を受けたアプリケーション・プログラムが一定の正常終了処理を終了させたことを確認後、待機系に障害情報を通知する手段と、前記障害情報を受け取った待機系でアプリケーション・プログラムを再起動する手段と、を備えることにより、多重化計算機で発生した障害を多重化計算機上で動作するアプリケーション・プログラムに通知し、プログラム自身がプログラムを終了させた後、待機系でプログラムを再起動させることを特徴とする多重化計算機の障害発生時の切換装置。
IPC (2件):
G06F 11/20 310 ,  G06F 15/16 470

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