特許
J-GLOBAL ID:200903070159765516

画像記録装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 吉田 茂明 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-041473
公開番号(公開出願番号):特開平7-246729
出願日: 1994年03月11日
公開日(公表日): 1995年09月26日
要約:
【要約】【目的】 回転体の回転周期や露光ヘッドの副走査方向への移動速度の変動に起因して発生する画像ムラの低減を図る。【構成】 画像記録装置100は、螺旋状にマルチビームを走査する装置であって、これに所謂インターレース方式という走査方法を適用したものである。LEDホルダ30より出射したn本の光ビームLBは、ズームレンズ24によって、その結像の中心間ピッチが記録線密度の逆数の2倍となる様に、フィルム35上に結像される。LEDホルダ30は記録線密度に応じた傾斜角度だけ回動する。シリンダ36は主走査方向Yへ回転し、露光ヘッド20は副走査方向Xへ記録線密度に応じて定まる速度Vx で移動している。従って、あるブロックラインの走査によって露光された走査線間を、次のブロックラインの走査によって露光することとなり、この様な走査が繰返されることにより、すじ状の画像ムラが低減される。
請求項(抜粋):
主走査方向へ回転する回転体上に配置された感光材に対して、n本(nは3以上の奇数)の光ビームを前記主走査方向と直交する副走査方向へ移動させつつ螺旋状に走査することにより画像を記録する画像記録装置であって、画像信号に応じて前記n本の光ビームをそれぞれ発光するn個の発光素子が等間隔で配列されている発光手段と、隣合う結像の中心間ピッチが、当該結像の配列方向に於ける単位長さ当たりの走査線の数に該当する記録線密度の逆数の2倍となる様に、前記n本の光ビームを前記感光材上へ結像する結像手段と、前記n本の光ビームの結像を前記副走査方向に対して前記記録線密度に応じた傾斜角度θで傾斜させる結像配列方向制御手段と、前記回転体の一回転内に、前記記録線密度の逆数のピッチで露光されるn本の前記走査線を含む走査領域であるスキャンラインエリアの幅の前記副走査方向への長さ分だけ、前記発光手段を前記結像手段及び結像配列方向制御手段と共に前記副走査方向へ移動させる移動制御手段と、前記回転体の一回転毎に、前記スキャンラインエリアの幅の前記主走査方向への長さ分だけ前記回転体を回転させるのに要する時間Δtずつ前記画像信号の印加時間を早めながら、前記n個の発光素子に前記画像信号を印加する画像信号印加手段とを、備えたことを特徴とする画像記録装置。

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