特許
J-GLOBAL ID:200903070161704206

アークを用いる電気外科装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 浅村 皓 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-264648
公開番号(公開出願番号):特開平10-151141
出願日: 1986年11月12日
公開日(公表日): 1998年06月09日
要約:
【要約】【課題】 アークによる電気エネルギの伝達により、改良した焼痂を形成する。【解決手段】 自然流体でおおわれている組織から自然流体を取り除き組織を露出させるのに十分な所定流量で酸素原子を含まないアルゴンガスを柱状の噴流として組織に導く手段と、アーク状の電気エネルギを柱状の噴流に閉じこめて所定の伝送特性で組織に導く手段とを有し、改良されたアーク孔を有する外部層と、その下に改良された内部層を形成する。
請求項(抜粋):
組織の支質に焼痂を生じる電気外科装置であって、自然流体でおおわれている組織から自然流体を取り除き実質的に組織を露出させるのに十分な所定流量で実質的に酸素原子を含まない所定のガスを柱状の噴流として前記組織に導く手段と、前記焼痂を生じさせるように、前記組織を含む電気路中の前記ガス噴流中のイオン化導電通路に、所定の無線周波数範囲の所定電力レベルでかつ所定の伝送特性で、アークによる電気エネルギを伝達する手段と、を備え、前記ガス噴流中の前記アークの前記伝送特性は、前記アークの前記組織への作用により前記焼痂を生じさせて外部層と内部層をもたらすことを特徴とし、前記外部層は、アークにより生成されたアーク孔よりなる概ね均一の深さの細網組織層を有し、前記アーク孔は前記組織内に入り込んで、支質から実質的に同程度の深さと、支質上で実質的に同程度の断面サイズと、支質上で実質的に均一の地域分布を有しており、更に前記アーク孔の前記断面サイズ、前記深さ及び前記地域分布は、隣り合うアーク孔の間の前記組織に柔軟性を持たせて前記組織にひび割れを生じさせることなく、かつ前記アーク孔には焦げと炭素化がなく、更に前記内部層は、前記細網組織層の下に延び実質上一様の深さを有し、かつこの内部層は、前記アークの加熱エネルギによる組織の熱的壊死と乾燥によって形成され、かつアーク孔は有していない、ことを特徴とする電気外科装置。
引用特許:
審査官引用 (1件)
  • 特公平6-004076

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