特許
J-GLOBAL ID:200903070163635309

水素吸蔵合金の製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 大川 宏
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2000-249657
公開番号(公開出願番号):特開2002-060864
出願日: 2000年08月21日
公開日(公表日): 2002年02月28日
要約:
【要約】【課題】 本発明は、水素吸蔵特性に優れたA-Mg-Ni系水素吸蔵合金(AはMg以外のアルカリ土類金属)を、比較的簡単に製造する方法を提供することを課題とする。【解決手段】 本発明は、A-Mg-Ni系水素吸蔵合金の製造方法を、ANi5とマグネシウムとを混合、成形、焼結し一次焼結体を作製し、次いで、この一次焼結体の粉砕物に、別途Niを混合し、これを成形、焼結しするように構成するものである。このような構成とすることで、本発明の製造方法は、MgNi2の原料からの残存および原料の直接反応による生成を抑制し、水素吸蔵特性の低いMgNi2相の存在割合の小さく水素吸蔵特性に優れた合金を製造することができる製造方法となる。本発明の製造方法は、単に混合、成形、焼結という工程を繰り返すだけであり、別途特別な設備等を必要とせず、簡単な製造方法となる。
請求項(抜粋):
組成式AMg<SB>x</SB>Ni<SB>y</SB>(Aはマグネシウム以外のアルカリ土類金属元素;1≦x≦3;5<y≦10)で表される水素吸蔵合金の製造方法であって、ANi<SB>5</SB>とマグネシウムとを1:xの割合で混合して一次混合粉を調製する一次混合粉調製工程と、該一次混合粉を成形して一次成形体を作製し、該一次成形体を焼結して組成式AMg<SB>x</SB>Ni<SB>5</SB>で表される一次焼結体を作製する一次焼結体作製工程と、該一次焼結体を粉砕して粉状体とし、該粉状体とニッケルとを1:y-5の割合で混合して二次混合粉を調製する二次混合粉調製工程と、該二次混合粉を成形して二次成形体を作製し、該二次成形体を焼結して組成式AMg<SB>x</SB>Ni<SB>y</SB>で表される二次焼結体を作製する二次焼結体作製工程と、を含んでなる水素吸蔵合金の製造方法。
IPC (4件):
C22C 1/00 ,  B22F 3/10 ,  C22C 19/00 ,  H01M 8/04
FI (4件):
C22C 1/00 N ,  B22F 3/10 Z ,  C22C 19/00 F ,  H01M 8/04 J
Fターム (6件):
4K018AA08 ,  4K018BA04 ,  4K018BD07 ,  4K018DA11 ,  4K018KA38 ,  5H027BA14

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