特許
J-GLOBAL ID:200903070165873134

印刷ヘッド検査装置、印刷装置、印刷ヘッド検査方法及びそのプログラム

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 特許業務法人アイテック国際特許事務所
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2005-333980
公開番号(公開出願番号):特開2007-136857
出願日: 2005年11月18日
公開日(公表日): 2007年06月07日
要約:
【課題】印刷記録液が正常に吐出するか否かのノズル検査を安定した精度で行うことができる。【解決手段】印刷ヘッド検査装置50は、電圧計58によって検出された実測電圧Vsuが検査許容範囲内にあるときには、インク滴の吐出により検査領域52で発生する電圧変化に基づいてインクを正常に吐出するか否かのノズル検査を行う。一方、実測電圧Vsuが検査許容範囲を下回るときには、キャッピング部材41を印刷ヘッド24から一旦離間させてノズルプレート27と検査領域52との相対距離を大きくし、吸引ポンプ45により空吸引処理を実行したあとキャッピング部材41と印刷ヘッド24とを接触させ、実測電圧Vsuが検査許容範囲内になるまでキャッピング部材41を印刷ヘッド24から徐々に離間させる。キャッピング部材41と印刷ヘッド24とを離間させることにより、インクによるノズルプレート27と検査領域52との短絡が抑制される。【選択図】図5
請求項(抜粋):
複数のノズルを形成するノズル形成部材が設けられた印刷ヘッドを検査する印刷ヘッド検査装置であって、 前記ノズルから吐出された印刷記録液を受けることが可能な印刷記録液受け領域と、 前記ノズル形成部材と前記印刷記録液受け領域との相対距離を変更可能な距離変更手段と、 前記印刷ヘッド内の印刷記録液に圧力を発生させる駆動手段と、 前記印刷ヘッド内の印刷記録液と前記印刷記録液受け領域との間で所定の電位差を発生させる電位差発生手段と、 前記印刷ヘッド内の印刷記録液と前記印刷記録液受け領域との間の電位差を検出する電位差検出手段と、 前記印刷ヘッド内の印刷記録液又は前記印刷記録液受け領域の電気的変化を検出する電気的変化検出手段と、 前記電位差発生手段に前記印刷ヘッド内の印刷記録液と前記印刷記録液受け領域との間に所定の電位差を発生させた状態で前記電位差検出手段によって検出された電位差が所定の許容範囲内にあるときには、各ノズルごとに順次印刷記録液に圧力が発生するよう前記駆動手段を制御し前記電気的変化検出手段によって検出される電気的変化に基づいて各ノズルから印刷記録液が吐出されるか否かを検査するノズル検査を実行し、前記電位差検出手段によって検出された電位差が前記許容範囲を下回っているときには、前記相対距離が大きくなるよう前記距離変更手段を制御したあと前記ノズル検査を実行する制御手段と、 を備えた印刷ヘッド検査装置。
IPC (4件):
B41J 2/175 ,  B41J 2/18 ,  B41J 2/185 ,  B41J 2/165
FI (3件):
B41J3/04 102Z ,  B41J3/04 102R ,  B41J3/04 102N
Fターム (9件):
2C056EA14 ,  2C056EA27 ,  2C056EB08 ,  2C056EB40 ,  2C056EC24 ,  2C056EC54 ,  2C056JA13 ,  2C056JC10 ,  2C056JC23
引用特許:
出願人引用 (1件)
  • 特開昭59-123673号公報(図5)
審査官引用 (3件)

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