特許
J-GLOBAL ID:200903070166767150

筒内圧センサの診断装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 笹島 富二雄
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-185777
公開番号(公開出願番号):特開平8-050071
出願日: 1994年08月08日
公開日(公表日): 1996年02月20日
要約:
【要約】【目的】点火栓の座金として取付けられる筒内圧センサにおいて、締付け荷重の低下による検出精度の悪化を診断する。【構成】機関始動前の機関停止状態を診断条件とし、該診断条件成立時に筒内圧センサの出力信号ラインに交流を印加する(S2→S3)。そして、前記交流の印加後、センサから所定周波数の反射波が戻ってくるまでの時間を計測する(S4)。ここで、前記時間は締付け荷重が低下するほど長くなる傾向を示すので、前記時間が長いときほど締付け荷重Fが小さいものと推定する(S5)。次いで、前記推定された締付け荷重Fと許容レベルFoとを比較し(S6)、許容レベルFoを下回る締付け荷重Fとなっているときには、締付力不良の発生を判定する(S7)。
請求項(抜粋):
内燃機関のシリンダヘッドに螺合する点火栓と取付け座面との間にリング状の圧電素子を挟み込んで構成され、前記圧電素子の荷重の変化を筒内圧変動として検出する筒内圧センサにおいて、前記筒内圧センサの出力信号ラインに交流を印加する交流印加手段と、該交流印加手段による交流の印加に伴ってセンサ素子から戻される反射波の出力特性に検出する反射波特性検出手段と、該反射波特性検出手段で検出された出力特性に基づいて前記筒内圧センサの締付け不良を判別する締付け不良診断手段と、を含んで構成されたことを特徴とする筒内圧センサの診断装置。
IPC (3件):
G01L 23/22 ,  F02D 35/00 368 ,  G01L 25/00

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