特許
J-GLOBAL ID:200903070171553788

排ガス処理システム及び排ガス中の水銀除去方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 酒井 宏明
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2008-116350
公開番号(公開出願番号):特開2009-262081
出願日: 2008年04月25日
公開日(公表日): 2009年11月12日
要約:
【課題】コストの低廉化を図った排ガス処理システム及び排ガス中の水銀除去方法を提供する。【解決手段】石炭焚ボイラ11からの排ガス12中の窒素酸化物を除去すると共に、ガス中に塩化水素23を噴霧して水銀酸化する脱硝装置13と、ガス中の熱を回収するエアヒータ14と、ガス中の煤塵を除去する集塵機15と、除塵後のガス中の硫黄酸化物を除去する脱硫装置16と、脱硫後のガスを外部に排出する煙突17と、濃塩酸を気化して塩化水素23を得る塩酸気化装置21と、塩酸気化装置21から排出される希塩酸又は前記濃塩酸をアルカリ剤31で中和する塩酸中和槽30とを具備してなり、中和後の塩化物を燃料供給装置33に供給して燃料70である石炭と混合した後に燃料Fとしてボイラ11で燃焼させ、排ガス中に塩化水素を発生させて、塩酸気化装置21からの噴霧した塩化水素と共に水銀を除去する。【選択図】 図1
請求項(抜粋):
産業ボイラからの排ガス中の窒素酸化物を除去すると共に、排ガス中に塩化水素を噴霧して水銀を酸化する脱硝装置と、 脱硝後の排ガス中の硫黄酸化物を除去する脱硫装置と、 脱硫後のガスを外部に排出する煙突と、 濃塩酸を供給して塩化水素を発生させる塩酸気化装置と、 前記塩酸気化装置から排出される希塩酸又は前記濃塩酸のいずれか一方又は両方をアルカリ剤で中和する塩酸中和槽とを具備してなり、 前記中和後の塩化物を燃料に供給した後に産業ボイラで燃焼させ、排ガス中に塩化水素を発生させて噴霧した塩化水素と共に水銀を除去することを特徴とする排ガス処理システム。
IPC (6件):
B01D 53/64 ,  B01D 53/56 ,  B01D 53/50 ,  B01D 53/77 ,  C02F 1/52 ,  F23J 15/00
FI (7件):
B01D53/34 136A ,  B01D53/34 129B ,  B01D53/34 125E ,  B01D53/34 125M ,  C02F1/52 K ,  F23J15/00 A ,  F23J15/00 B
Fターム (28件):
3K070DA01 ,  3K070DA02 ,  3K070DA03 ,  3K070DA15 ,  3K070DA16 ,  3K070DA22 ,  3K070DA23 ,  3K070DA27 ,  3K070DA50 ,  4D002AA02 ,  4D002AA12 ,  4D002AA29 ,  4D002AC01 ,  4D002BA02 ,  4D002BA05 ,  4D002CA13 ,  4D002DA05 ,  4D002DA12 ,  4D002DA17 ,  4D002EA02 ,  4D002EA13 ,  4D002FA03 ,  4D002GA01 ,  4D002GB02 ,  4D015BA19 ,  4D015CA17 ,  4D015FA02 ,  4D015FA28
引用特許:
出願人引用 (6件)
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審査官引用 (3件)

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