特許
J-GLOBAL ID:200903070171718485

無線通信装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 鈴江 武彦
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-210755
公開番号(公開出願番号):特開平7-066739
出願日: 1993年08月25日
公開日(公表日): 1995年03月10日
要約:
【要約】【目的】 マルチパスの影響を簡単かつ効率的に抑圧する。【構成】 複数のキャリア周波数の各々に対応して、第1の干渉波成分推定回路1001〜100nを設け、この回路1001〜100nにより各キャリアの受信信号から干渉波成分を推定して、その推定結果を基に加算器1201〜120nで雑音成分を除去するとともに、上記適応フィルタ1301〜130nで伝達関数を補正している。またキャリア判定回路1100を設け、この回路1100において第1の干渉波成分推定回路1001〜100nで干渉波成分を推定可能であるか否かを判定し、干渉波成分の推定ができないキャリア周波数があると判定された場合には、干渉波成分の推定可能な他のキャリア周波数に対応する第1の干渉波成分推定回路の推定結果を参照して干渉波成分を推定し、この推定結果を基に該当するキャリア信号の干渉波成分を除去するようにしたものである。
請求項(抜粋):
送信データ系列を複数のデータ列に分割し、これらのデータ列をそれぞれ周波数の異なる複数のキャリア信号を用いて並行に無線伝送する無線通信システムで使用される無線通信装置において、受信された前記複数のキャリア信号の各々について干渉波成分をそれぞれ推定するための第1の干渉波成分推定手段と、この第1の干渉波成分推定手段による干渉波成分の推定が可能であるか否かを前記複数のキャリア信号の各々について判定するためのキャリア判定手段と、このキャリア判定手段により干渉波成分の推定が不可能と判定されたキャリア信号がある場合に、干渉波成分の推定が可能と判定された他のキャリア信号について前記第1の干渉波成分推定手段により得られた干渉波成分の推定結果を基に、前記干渉波成分の推定が不可能と判定されたキャリア信号の干渉波成分を推定するための第2の干渉波成分推定手段と、前記第1および第2の各干渉波成分推定手段による推定結果を選択的に使用して疑似干渉波成分を生成し、この擬似干渉波成分を用いて前記受信された複数のキャリア信号から干渉波成分を除去するための干渉波成分除去手段とを具備したことを特徴とする無線通信装置。
IPC (2件):
H04B 1/10 ,  H04B 7/26

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