特許
J-GLOBAL ID:200903070171879748

電磁石

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 小杉 佳男 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平3-189966
公開番号(公開出願番号):特開平5-036520
出願日: 1991年07月30日
公開日(公表日): 1993年02月12日
要約:
【要約】【目的】コイルに通電することによる磁束と、永久磁石の磁束を重畳して作用させる電磁石の、高感度化、小型軽量化および長寿命化を図る。【構成】1はヨーク、2は固定鉄心、3はコイル、4はプランジャー、5は永久磁石、6aは磁極片、7はボビン、7aは非磁性体、8は円筒状片である。従来は永久磁石5、磁極片6aはコイル3に対して反対側に配設されており、そのために、コイル3の通電による磁束及び永久磁石5の磁束は部品加工寸法のバラツキによりプランジャー4に対して半径方向に一定の吸引力が作用し、プランジャー4の回りに設けられているガイドパイプ(図示せず)との間の摩擦抵抗を増大させていた。そのため、本発明では永久磁石5、磁極片6a、底板1aの配設位置を変更した。
請求項(抜粋):
一方端を底板で閉じ他方端を開口した円筒ヨークと,該底板の中心に非磁性体を介して該ヨーク内に固設した固定鉄心と,一磁極面を該底板に当接し該固定鉄心を囲繞して配設されると共に軸方向に磁化された永久磁石と,該永久磁石の他の磁極面と当接し該固定鉄心を囲繞して該固定鉄心に固設される磁性片と,該磁性片の端面に一端面を当接させると共に該固定鉄心を囲繞して該ヨーク内に固設したコイルと、を備えた固定子と;該コイルボビン孔に挿通され一端面が該固定鉄心の端面と接離するプランジャーと,該プランジャーと該固定鉄心間に付勢力を作用させるスプリングと,該プランジャーの他の端面に固着され一方端を閉じ他の一方端を該開口した円筒ヨーク端面に当接する円筒状片又は円板状片とを備えた可動子と;からなり、該プランジャーが該固定鉄心に当接したとき、該円筒状片又は円板状片の端面が該開口した円筒状ヨーク端面に当接することを特徴とする電磁石。

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