特許
J-GLOBAL ID:200903070173890790

映像信号符号化装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 高田 守
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-105523
公開番号(公開出願番号):特開平6-319127
出願日: 1993年05月06日
公開日(公表日): 1994年11月15日
要約:
【要約】【目的】サブバンド符号化を用いた映像信号符号化装置において、画質劣化を引き起こすことなく、1フレーム以下の短い時間間隔内でも正確に符号量制御を行える映像信号符号化装置を得る。【構成】サブバンド信号を小ブロックに分割し、分割した各小ブロックの分散を算出し、ブロック毎の分散を基づき、全ブロックの合計符号量が目標値になり、かつ各ブロックの歪が一定値以下になるようブロック毎の割当符号量を決定し、複数個用意した量子化器の内、前記割当符号量に最も近い符号量の量子化器をブロック毎に選択して量子化を行うようにした。
請求項(抜粋):
ディジタル化された映像信号データを圧縮、符号化する映像信号符号化装置において、入力映像信号を複数の周波数帯域に分割するサブバンド分割手段と、該サブバンド分割手段出力をサブバンド毎に複数の小ブロックに分割するブロック化手段と、ブロック化されたデータを記憶するブロックデータ記憶手段と、複数の量子化器から構成された帯域器信号量子化手段と、ブロック毎に分散を算出するブロック分散算出手段と、該ブロック分散算出手段で得られたブロック毎の分散をあらかじめ定めた関係に従ってブロック毎の符号量割当を決定するためのパラメータに変換する数値変換手段と、前記分散から求めたパラメータを一時的に記憶するパラメータ記憶手段と、前記パラメータ記憶手段から読みだされた値から、あらかじめ定めた定数を減ずる第一の減算手段と、第一の減算手段の出力が負でないときのみ入力値を出力に伝達するデータ比較選択手段と、前記比較選択手段の出力の総和を算出する複数の総和算出手段と、前記複数の総和算出手段の出力に基づき一定期間毎に更新される定数であるしきい値パラメータを決定するしきい値パラメータ算出手段と、前記パラメータ記憶手段から読みだされるパラメータからしきい値パラメータ算出手段の出力であるしきい値パラメータを減算してブロック毎の割当ビットレートを算出する第二の減算手段と、当該第二の減算手段の出力に基づき前記帯域信号量子化器を構成する複数の量子化器のうちのひとつを選択するための量子化器選択信号を出力する量子化器選択信号発生手段と、複数の帯域信号量子化器の出力をひとつのビットストリームに合成するビットストリーム合成手段を有することを特徴とする映像信号符号化装置。
IPC (3件):
H04N 7/13 ,  G06F 15/66 330 ,  H03M 7/30

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