特許
J-GLOBAL ID:200903070181103560
電気-機械変換素子を使用した駆動装置
発明者:
,
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
貞重 和生
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-081128
公開番号(公開出願番号):特開平7-274544
出願日: 1994年03月29日
公開日(公表日): 1995年10月20日
要約:
【要約】【目的】 高速駆動可能な電気-機械変換素子使用の駆動装置を提供する。【構成】 圧接ばね14により摩擦板12が駆動軸13をズ-ムレンズ鏡筒11(被駆動部材)との間に挟む方向に押圧され、接触面に適当な摩擦力が発生する。圧電素子18の一端は駆動軸13の端部に固着され、他の端部はフレ-ム21の支持板24に固着される。鋸歯状波駆動パルスが印加された圧電素子18の緩やかな伸び変位では軸13は被駆動部材11と共に実質的に軸方向に移動する。素子18の急速な縮み変位では軸13は先と反対方向へ急速に移動するが、被駆動部材11及び摩擦板12は慣性力が摩擦力に打ち勝つて実質的に移動しない。駆動軸13を繊維強化樹脂複合体で構成したので、金属等からなる従来の駆動軸と比較して必要な弾性率を維持したまま軽量化でき、電気-機械変換素子の応答遅れを小さくし、より高速で被駆動部材を駆動することができる。
請求項(抜粋):
電気-機械変換素子と、前記電気-機械変換素子に結合して変換素子と共に変位する駆動部材と、前記駆動部材に摩擦結合した被駆動部材を備え、前記電気-機械変換素子に印加される駆動パルスによる前記電気-機械変換素子の伸びと縮みの速度を異ならせることにより、被駆動部材が駆動部材との摩擦結合により駆動部材と共に実質的に移動する状態と、被駆動部材が駆動部材との摩擦結合に打勝つて実質的に移動しない状態とをとり得る電気-機械変換素子を使用した駆動装置において、前記電気-機械変換素子に結合した駆動部材を繊維強化樹脂複合体で構成したことを特徴とする電気-機械変換素子を使用した駆動装置。
IPC (3件):
H02N 2/00
, G02B 7/04
, G02B 7/08
引用特許:
審査官引用 (3件)
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特開平4-069070
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特開平4-049874
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特開昭62-114481
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