特許
J-GLOBAL ID:200903070196679140

パワーウインドーの制御装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 石田 敬 (外3名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-247921
公開番号(公開出願番号):特開平8-109769
出願日: 1994年10月13日
公開日(公表日): 1996年04月30日
要約:
【要約】【目的】 ウインドーガラスの挟み込み検出の誤判定を防止する。【構成】 ウインドーガラスを駆動するモータを有し、挟み込み検出領域で異物の挟み込みを検出するパワーウインドーの制御装置に上昇方向へのモータの起動時の回転数にオーバーシュートが発生する期間をマスク時間として、マスク時間だけモータの回転数に応じた速度減少率算出部44は起動時マスク部43を経たパルスの間隔からモータの回転速度の減少率を算出する。挟み込み検出部47は挟み込み検出領域内で上昇時に、減少率が一定割合だけ大きくなったら異物の挟み込みと判定する。境界領域検出部48は閉め切り領域と挟み込み領域との境界から挟み込み領域側に、マスク時間と減少率算出期間内にウインドーガラスが移動する領域を境界領域として設け、ウインドーガラスがこの境界領域で停止しないようモータを制御する。
請求項(抜粋):
ウインドーガラスを上昇、下降方向に駆動するモータを有し、ウインドーガラスを閉め切る閉め切り領域よりも下部にある挟み込み検出領域で異物の挟み込みを検出するパワーウインドーの制御装置において、上昇方向へのモータの起動時の回転数の不安定区間内は挟み込み検出を行わないようにする起動時マスク部と、前記起動時マスク部を経たパルスの間隔からモータの回転速度の減少率を算出する速度減少率算出部と、前記挟み込み検出領域内で上昇時に、前記速度減少率算出部により得られた減少率が一定割合だけ大きくなったら異物の挟み込みと判定する挟み込み検出部と、前記閉め切り領域と前記挟み込み領域との境界から挟み込み領域側に、前記マスク時間、これに加え前記減少率の算出時間内にウインドーガラスが移動する領域を境界領域として設け、ウインドーガラスがこの境界領域で停止しないようモータを制御するための境界領域検出部とを備えることを特徴とするパワーウインドーの制御装置。

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