特許
J-GLOBAL ID:200903070196876255
バルブタイミング可変装置
発明者:
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出願人/特許権者:
代理人 (1件):
小谷 悦司 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-079602
公開番号(公開出願番号):特開平11-280423
出願日: 1998年03月26日
公開日(公表日): 1999年10月12日
要約:
【要約】【課題】 組立性およびメンテナンス性を向上させる。【解決手段】 カムプーリ2とカムシャフト1との間に遊星歯車機構10を介設し、電動モータ30の駆動により軸体42に沿って移動するスライド部材44に遊星歯車機構10のサンギヤ11を設け、スライド部材44の軸方向移動をサンギヤ11を介して回転に変換しつつ遊星歯車機構10に伝動するようにした。そして、クランクシャフトの回転を遊星歯車機構10を介してカムシャフト1に伝動させつつ、電動モータ30によりスライド部材44を移動させることによりカムシャフト1の回転位相を変化させるようにした。電動モータ30、軸体42およびスライド部材44は、これらをケーシング35に一体に取付けた。そして、該ケーシング35をエンジン本体に対して脱着することにより、電動モータ30等をケーシング35と一体にエンジン本体に脱着し得るようにした。
請求項(抜粋):
カムシャフトと同軸上に配設されて一端側が該カムシャフトに支持される軸体と、該軸体に移動可能に装着される中間部材と、上記軸体と同軸上に配置され、相対回転可能な二部材を有してこれらの相対回転に伴い上記中間部材を軸体に沿って少なくとも軸方向に移動させる駆動手段とを備え、カムシャフトと同軸上でその端側に配置されてクランクシャフトに駆動連結されるカムシャフト側駆動輪を介してカムシャフトを回転させつつ上記中間部材の移動に伴い上記カムシャフトを回転方向ないし軸方向の少なくとも一方に変位させることにより上記駆動輪に対するカムシャフトの回転位相ないし軸方向変位の少なくとも一方を行わせてバルブタイミングを変化させるように構成されるとともに、エンジン本体に対して脱着可能なケース部材が設けられ、上記軸体、中間部材および駆動手段がこのケース部材に一体に搭載されるとともにこのケース部材を介してエンジン本体に対して一体に脱着可能に構成されていることを特徴とするバルブタイミング可変装置。
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