特許
J-GLOBAL ID:200903070204260617
ポリフッ化ビニリデンモノフィラメントおよびその製造方法
発明者:
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出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-199801
公開番号(公開出願番号):特開平7-054210
出願日: 1993年08月11日
公開日(公表日): 1995年02月28日
要約:
【要約】 (修正有)【構成】 直径(D)、平均複屈折(ΔnT)、表面複屈折、前記平均複屈折と表面複屈折との差(ΔnT-ΔnS)、表面最大最小粗度および二次元二乗平均粗度が特定の範囲にあり、特有の繊維表面構造を有するポリフッ化ビニリデンモノフィラメント。又は、平均複屈折(ΔnT)、耐摩耗性および荷重200gf時の表層圧縮微小変位値が特定の範囲にあり、特有の繊維表面構造を有するポリフッ化ビニリデンモノフィラメント。このポリフッ化ビニリデンモノフィラメントは、固有粘度指数が0.8以上のポリフッ化ビニリデン系重合体を溶融紡出し20°C以下の不活性液体中で冷却固化した後、250〜500°Cの不活性気体中で0.1〜5秒間の高温短時間熱処理を行なう。【効果】 引張強度、結節強度、耐摩耗性、衝撃結節強度などの諸特性が均衡して優れているので、釣糸、漁網用糸、およびのり網用糸などの水産用資材として好適である。
請求項(抜粋):
フッ化ビニリデン構成単位が80重量%以上を占め、かつ固有粘度指数(ηinh)が0.8以上のポリフッ化ビニリデン系重合体からなるモノフィラメントであって、該モノフィラメントは、直径(D)が0.05〜0.6mm、平均複屈折(ΔnT)が33×10-3〜41×10-3、表面複屈折(ΔnS)が27×10-3〜33×10-3、前記平均複屈折と表面複屈折との差(ΔnT-ΔnS)が3×10-3以上、表面最大最小粗度が400nm以下、かつ二次元二乗平均粗度が55nm以下である繊維表面構造を有し、引張強度(TT)が[-2.0×D+6.1]以上(但しDは前記した直径である)、かつ結節強度(KT)が[-3.0×D+4.8]以上(但しDは前記した直径である)の特性を有することを特徴とするポリフッ化ビニリデンモノフィラメント。
IPC (2件):
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