特許
J-GLOBAL ID:200903070206099422

空気調和装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 高田 幸彦 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-036201
公開番号(公開出願番号):特開平10-232056
出願日: 1997年02月20日
公開日(公表日): 1998年09月02日
要約:
【要約】【課題】外部給油方式の圧縮機を複数台内蔵する室外機どうしを接続させたマルチ型の空気調和装置において、それぞれの圧縮機内の油量を適正値に保つことができる空気調和装置を提供する。【解決手段】油分離器3A,3Bの返油用の油取り出し口を2ヶ所設け、下部の取り出し口からは外部給油用の油を、中央部の取り出し口からは余剰油を取り出す。余剰油は共通の油容器9を経た後にアキュムレータ5A,5Bに戻す構造とし、さらに返油量制御を行う機能を設けることにより、外部給油用の油で各室外機ごとの最低油量を確保すると共に、余剰油で各室外機A,B間の油量バランスを調整することができる。
請求項(抜粋):
室内機と室外機をそれぞれ複数台備えた空気調和装置であって、前記各室外機は、外部給油方式の圧縮機と、油分離器と、アキュムレータとを有し、かつ前記圧縮機、前記油分離器、前記アキュムレータ間及び前記各室外機どうしを接続する油戻し管を有する空気調和装置において、前記分離された前記油を、前記油戻し管により形成される第1及び第2の油戻り経路を介して、前記各圧縮機に戻すための油取り出し口を、前記各油分離器の容器内の実質的な下端部と中央部に設け、前記第1の油戻り経路は前記各下端部の前記油取り出し口と前記各圧縮機の給油口とをそれぞれ結び、前記第2の油戻り経路は前記各中央部の前記油取り出し口と共通油容器と前記各アキュムレータの吸入側とを結び、かつ前記各油分離器と前記共通油容器との間、及び前記共通油容器と前記各アキュムレータとの間に前記室外機の数に対応した絞り装置を設けることを特徴とする空気調和装置。

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