特許
J-GLOBAL ID:200903070207804901

リサイクルすべき複合部材の異なるプラスチツクを解体して純粋な種類に分離する方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 中平 治
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-150985
公開番号(公開出願番号):特開平6-063941
出願日: 1993年05月19日
公開日(公表日): 1994年03月08日
要約:
【要約】【目的】 異なるプラスチックから成る3物質複合部材を解体して純粋な種類に分離する方法を提供する。【構成】 複合部材をまだ異なるプラスチツクから成る約20mmの粒度のほぼさいころ状の小片にまず破砕する。続いてこれらの小片を乾燥状態で個々の物質に解体し,これらの物質を純粋な種類に分離する。このため小片のうち破壊強度の小さい発泡物質を,小片への衝撃印加により,破壊強度の大きいプラスチツクから成る小片の残片より著しく小さい細片に破砕する。小さい発泡物質細片を粗大な小片残片からふるい分ける。残つた厚手の 硬質プラスチツク破片と薄手の箔小片との混合物を,乱流なしの垂直な空気選別により純粋な種類に分離する。
請求項(抜粋):
芯に少なくとも発泡物質を含みかつこの発泡物質の外側に固着する箔を含む複合部材を,まだ種々のプラスチツクから成るほぼさいころ状の小片に破砕し,これらの小片をその個々の物質に解体し,これらの物質を純粋な種類に分離し,その際小片の発泡物質を,小片の第1の乾燥処理段階で,小片の残片より著しく小さい細片となるように機械的に選択的に破砕し,粒度選択分離法により大きい小片残片から小さい発泡物質細片を分離する方法において,外側の箔(4)より厚手に構成される硬質プラスチツク製支持担体(2)と,この担体(2)上に固着する発泡物質製中間層(3)と,この中間層(3)の外側に固着する可撓性箔(4)とから成る3物質複合部材(1)を解体して純粋な種類に分離するために,小片への衝撃印加により発泡物質の選択破砕を行い,発泡物質成分の除去後,残つている厚手の硬質プラスチツク小片(6)と薄手の箔小片(5)とから成る混合物(36)を,乱流の少ない垂直上昇空気選別により,硬質プラスチツク成分(15)と箔成分(14)とに分離し,その際空気を通すほぼ水平な基板上に平らにばらばらに重なることなく載る混合物(36)の小片へ向かつて,下からほぼ垂直に上昇する乱流の少ない空気流を流し,軽い箔小片(5)のみを持ち上げて上方へ運び,残つている硬質プラスチツク小片(6)を側方へ除去することを持徴とする,リサイクルすべき複合部材の異なるプラスチツクを解体して純粋な種類に分離する方法。
IPC (4件):
B29B 17/00 ,  B29B 13/10 ,  B29K105:04 ,  B29K105:26

前のページに戻る