特許
J-GLOBAL ID:200903070214177629

汚水処理装置、制御装置及び汚水処理方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 特許業務法人池内・佐藤アンドパートナーズ
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2006-356460
公開番号(公開出願番号):特開2008-161836
出願日: 2006年12月28日
公開日(公表日): 2008年07月17日
要約:
【課題】余剰汚泥の発生を考慮した再基質化処理を行うことができ、且つ、運用コスト上昇の抑制を図り得る汚水処理装置及び汚水処理方法、更には制御装置を提供する。【解決手段】汚水処理装置は、曝気槽1、再基質化装置2、再基質化ライン24及び25、返送ライン23、余剰汚泥排出用排出ライン26、制御装置15、測定手段(8〜12)、ライン切替手段(6〜7)を有する。測定手段は、曝気槽1へと流入する汚水の基質濃度CW0、汚水の一日当たりの量Q0、処理汚泥の有機炭素濃度(CD4、CE4、CWS4)、曝気槽1内の生存汚泥のSS濃度XS1、濃縮汚泥の有機炭素濃度(CD3、CE3、CS3)に関する情報を取得する。制御装置15は、測定手段が取得した情報に基づき、曝気槽1に供給できる処理汚泥の一日当たりの量Q4と、この場合に排出できる余剰汚泥の一日当たりの量Q5とを算出し、Q4及びQ5が満たされるようにライン切替手段に指示を与える。【選択図】図1
請求項(抜粋):
活性汚泥法による汚水の浄化処理を行う汚水処理装置であって、 曝気槽と、前記曝気槽で処理された汚水を濃縮汚泥と分離液とに分離させる固液分離手段と、前記濃縮汚泥に対して再基質化処理を行う再基質化手段と、前記濃縮汚泥を前記再基質化手段へと送るための第1の再基質化ラインと、前記再基質化処理された処理汚泥を前記曝気槽へと送るための第2の再基質化ラインと、前記濃縮汚泥を前記曝気槽へと返送するための返送ラインと、前記濃縮汚泥を余剰汚泥として外部へと排出するための排出ラインと、制御手段と、測定手段と、前記制御手段の指示に応じて、前記第1の再基質化ラインによる前記濃縮汚泥の前記再基質化手段への導入又は前記排出ラインによる前記余剰汚泥の外部への排出のうち少なくとも一方が行なえるようラインを切替えるライン切替手段とを備え、 前記測定手段は、外部から前記曝気槽へと流入する汚水の基質濃度CW0、前記流入する汚水の一日あたりの量Q0、前記処理汚泥中の有機炭素濃度、前記曝気槽内の生存汚泥の SS濃度、及び前記濃縮汚泥中の有機炭素濃度に関する情報を取得し、 前記制御手段は、前記測定手段が取得した情報に基づいて、前記曝気槽に供給できる前記処理汚泥の一日あたりの量Q4と、前記Q4を達成した場合に排出が必要な前記余剰汚泥の一日あたりの量Q5とを算出し、算出した前記Q4及び前記Q5が満たされるように前記 ライン切替手段に切替えを行わせることを特徴とする汚水処理装置。
IPC (3件):
C02F 3/12 ,  C02F 11/00 ,  C02F 11/08
FI (4件):
C02F3/12 S ,  C02F3/12 K ,  C02F11/00 Z ,  C02F11/08
Fターム (28件):
4D028AB00 ,  4D028BC18 ,  4D028BC24 ,  4D028BC28 ,  4D028BD06 ,  4D028BD12 ,  4D028BD16 ,  4D028CA11 ,  4D028CA12 ,  4D028CC00 ,  4D028CC02 ,  4D028CC05 ,  4D028CC12 ,  4D028CC15 ,  4D028CE02 ,  4D028CE04 ,  4D059AA05 ,  4D059BC01 ,  4D059BF02 ,  4D059BJ00 ,  4D059BK11 ,  4D059BK12 ,  4D059BK13 ,  4D059BK22 ,  4D059CA22 ,  4D059CA28 ,  4D059EA02 ,  4D059EA20
引用特許:
出願人引用 (1件)
  • 特許3648751公報

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