特許
J-GLOBAL ID:200903070222896898

ポリマー基体の表面修飾プロセス及び、そのプロセスから形成されるポリマー

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 川口 義雄 (外2名)
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-502596
公開番号(公開出願番号):特表2002-511112
出願日: 1998年05月29日
公開日(公表日): 2002年04月09日
要約:
【要約】ポリマー基体に表面修飾を形成するプロセス及び、そのような表面修飾を有するポリマー基体。該プロセスは以下のステップを含む:ポリマー基体に膨潤性モノマーをある時間吸収させて、該ポリマー基体を膨潤させるステップ;該膨潤性モノマーから該膨潤したポリマーを取り出して、少なくとも1つの官能性モノマーを含有する反応混合物に該膨潤したポリマーを移し、該膨潤したポリマー基体を含有する該反応混合物中で該官能性モノマーをある時間重合するステップ;及び、該反応混合物から該ポリマーを取り出すステップ。このプロセスで形成される表面修飾は表面相互貫入高分子網目構造であるため、本プロセスは、該ポリマー基体の表面に存在する反応性基に感受性を持っていない。更に、この表面相互貫入網目構造は、鎖状連結または他の様式の鎖の絡み合いで該ポリマー基体に結合しているため、非常に安定している。本発明の表面修飾を有するポリマー基体は、該ポリマー基体の表面に付着するヘパリン等の表面修飾剤を有することができる。
請求項(抜粋):
表面修飾剤をカップリングするために、そこに相互貫入高分子網目構造を形成するための、ポリマー基体の表面修飾プロセスであって、該プロセスが: ポリマー基体の表面に膨潤性モノマーを吸収させて、該ポリマー基体表面を膨潤させるステップ; 該ポリマー基体表面内で該吸収された膨潤性モノマーを重合し、該表面から伸張する官能基を含む自由端を有する、重合した膨潤性モノマーの相互貫入網目構造を形成するステップ;及び 表面修飾剤を、該伸張する官能基に結合させるステップ;を含むことを特徴とするプロセス。
IPC (3件):
C08J 7/12 ,  A61L 27/00 ,  G02C 7/04
FI (3件):
C08J 7/12 ,  A61L 27/00 D ,  G02C 7/04
引用特許:
出願人引用 (5件)
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審査官引用 (8件)
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