特許
J-GLOBAL ID:200903070224772169

エンジンの可変動弁装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 福岡 正明
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2003-033413
公開番号(公開出願番号):特開2004-245074
出願日: 2003年02月12日
公開日(公表日): 2004年09月02日
要約:
【課題】カムジャーナル潤滑用油路とロックピン解除用油路とを共通化することでカムキャップをコンパクトに形成すると共に、エンジンの始動安定性と潤滑性能とを両立したエンジンの可変動弁装置の提供を課題とする。【解決手段】位相可変機構に対する作動油の給排を行う第1制御弁23,24を含む第1制御回路90と、ロック解除室54に対する作動油の給排を行う第2制御弁120を含む第2制御回路110とを有するエンジンの可変動弁装置であって、第2制御回路110のカムシャフトの内部の油路123が、カムシャフト内部に設けられた軸受部潤滑用油路124に分岐して連通していると共に、第2制御弁120の開閉及び開度を制御する制御手段113が備えられて、該制御手段113は、少なくともエンジン始動の際に完爆するまでは第2制御弁120の開度を絞り状態に開制御する。【選択図】 図7
請求項(抜粋):
カムシャフトの端部に設けられてクランクシャフトに対する該カムシャフトの位相を可変とする油圧式の位相可変機構を有すると共に、該位相可変機構に進角用油圧室及び遅角用油圧室を形成するカムシャフト側回転部材とクランクシャフト側回転部材とを結合するロックピン機構が備えられ、かつ上記進角用油圧室及び遅角用油圧室に対する作動油の給排を行う第1制御弁を含む第1制御回路と、上記ロックピン機構のロック解除室に対する作動油の給排を行う第2制御弁を含む第2制御回路とが設けられたエンジンの可変動弁装置であって、上記第1制御回路及び第2制御回路は、カムシャフトの軸受部周面に軸方向に間隔を空けて開口すると共にカムシャフト内部をそれぞれ軸方向に延びる油路を含み、上記第2制御回路の上記カムシャフト内部の油路が、同じくカムシャフト内部に設けられた軸受部潤滑用油路に分岐して連通していると共に、上記第2制御弁の開閉及び開度を制御する制御手段が備えられて、該制御手段は、少なくともエンジン始動の際に完爆するまでは第2制御弁の開度を絞り状態に開制御することを特徴とするエンジンの可変動弁装置。
IPC (2件):
F01L1/34 ,  F01L13/00
FI (2件):
F01L1/34 E ,  F01L13/00 301Y
Fターム (18件):
3G018AA06 ,  3G018AB02 ,  3G018AB17 ,  3G018BA09 ,  3G018BA10 ,  3G018BA33 ,  3G018CA19 ,  3G018CA20 ,  3G018DA73 ,  3G018DA74 ,  3G018EA21 ,  3G018EA24 ,  3G018EA33 ,  3G018FA01 ,  3G018FA07 ,  3G018GA02 ,  3G018GA11 ,  3G018GA14
引用特許:
審査官引用 (4件)
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