特許
J-GLOBAL ID:200903070229341972

トランスミッション・ゲート

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 佐藤 一雄 (外3名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-107601
公開番号(公開出願番号):特開平10-303735
出願日: 1997年04月24日
公開日(公表日): 1998年11月13日
要約:
【要約】【課題】 従来のボディ効果補償回路では十分にボディ効果を補償することができず、2つの端子間の信号伝達速度の低下を招いていた。【解決手段】 二つの端子A及びB間にトランジスタP1及びN1の両端子がそれぞれ接続され、トランジスタP1のボディ効果補償回路COMP-P1とトランジスタN1のボディ効果補償回路COMP-N1とが設けられ、回路COMP-P1のトランジスタP1P、P2Pと回路COMP-N1のトランジスタP1N、P2NのバックゲートがトランジスタP1のバックゲートに共通に接続され、回路COMP-N1のトランジスタN1N、N2Nと回路COMP-P1のトランジスタN1P、N2PのバックゲートがトランジスタN1のバックゲートに共通に接続されていることで、端子AからB、あるいはその逆に信号が伝達されるときに信号電位がトランジスタP1及びN1のバックゲートに高速に伝達され、信号の伝達速度が向上する。
請求項(抜粋):
第1及び第2の端子と、前記第1及び第2の端子の間に一方の端子と他方の端子とが接続され、ゲートに第1のイネーブル信号を入力される第1導電型の第1のトランジスタと、前記第1及び第2の端子の間に一方の端子と他方の端子とが接続され、ゲートに前記第1のイネーブル信号が反転された第2のイネーブル信号を入力される第2導電型の第2のトランジスタと、前記第1の端子に一方の端子が接続され、ゲートに前記第1のイネーブル信号を入力される第1導電型の第3のトランジスタと、前記第3のトランジスタの他方の端子に一方の端子を接続され、前記第2の端子に他方の端子を接続され、ゲートに前記第1のイネーブル信号を入力される第1導電型の第4のトランジスタと、前記第1の端子に一方の端子が接続され、ゲートに前記第2のイネーブル信号を入力される第2導電型の第5のトランジスタと、前記第5のトランジスタの他方の端子に一方の端子を接続され、前記第2の端子に他方の端子を接続され、ゲートに前記第2のイネーブル信号を入力される第2導電型の第6のトランジスタと、一方の端子が前記第1のトランジスタのバックゲートに接続され、他方の端子及びバックゲートが第1の電源端子に接続され、ゲートに前記第2のイネーブル信号を入力される第1導電型の第7のトランジスタとを有する前記第1のトランジスタのボディ効果補償回路と、前記第1の端子に一方の端子が接続され、ゲートに前記第2のイネーブル信号を入力される第2導電型の第8のトランジスタと、前記第8のトランジスタの他方の端子に一方の端子を接続され、前記第2の端子に他方の端子を接続され、ゲートに前記第2のイネーブル信号を入力される第2導電型の第9のトランジスタと、前記第1の端子に一方の端子が接続され、ゲートに前記第1のイネーブル信号を入力される第1導電型の第10のトランジスタと、前記第10のトランジスタの他方の端子に一方の端子を接続され、前記第2の端子に他方の端子を接続され、ゲートに前記第1のイネーブル信号を入力される第1導電型の第11のトランジスタと、一方の端子が前記第2のトランジスタのバックゲートに接続され、他方の端子及びバックゲートが第2の電源端子に接続され、ゲートに前記第1のイネーブル信号を入力される第2導電型の第12のトランジスタとを有する前記第2のトランジスタのボディ効果補償回路と、を備え、前記第3、第4、第10及び第11のトランジスタのバックゲートが前記第1のトランジスタのバックゲートに接続され、前記第5、第6、第8及び第9のトランジスタのバックゲートが前記第2のトランジスタのバックゲートに接続されていることを特徴とするトランスミッション・ゲート。

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