特許
J-GLOBAL ID:200903070232225258

有機無機複合多孔性分離膜及びこれを用いる電気化学素子

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (5件): 吉武 賢次 ,  中村 行孝 ,  紺野 昭男 ,  横田 修孝 ,  堅田 健史
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願2008-542249
公開番号(公開出願番号):特表2009-517810
出願日: 2006年11月28日
公開日(公表日): 2009年04月30日
要約:
本発明は、(a)気孔部を有する多孔性分離膜基材、及び(b)前記基材表面または基材中の気孔部の一部または二つの領域皆において多孔性無機物粒子及びバインダーポリマーの混合物がコートされた有機無機複合層を含む有機無機複合多孔性分離膜であって、前記多孔性無機物粒子は、直径50nm以上のマクロ孔が粒子そのもの内に複数個存在して多孔性構造が形成されているものであることを特徴とする、有機無機複合多孔性分離膜及びその製造方法、前記有機無機複合多孔性分離膜を備える電気化学素子を提供する。本発明の有機無機複合多孔性分離膜は、多孔性無機物粒子そのもの内に存在する多数の気孔による付加的なリチウムイオンの移動経路が追加されることで、有機無機複合多孔性分離膜の使用による電池の性能低下を最小化することができると共に、重量減少効果による単位重量当りのエネルギー密度の上昇効果を得ることができる。
請求項(抜粋):
有機無機複合多孔性分離膜であって、 (a)気孔部を有する多孔性分離膜基材と、及び (b)前記基材表面または基材中の気孔部の一部または二つの領域皆において多孔性無機物粒子及びバインダーポリマーの混合物がコートされた有機無機複合層とを備えてなり、 前記多孔性無機物粒子が、直径50nm以上のマクロ孔が粒子そのもの内に複数個存在して多孔性構造が形成されているものであることを特徴とする、有機無機複合多孔性分離膜。
IPC (1件):
H01M 2/16
FI (3件):
H01M2/16 M ,  H01M2/16 L ,  H01M2/16 P
Fターム (20件):
5E078AA15 ,  5E078AB01 ,  5E078CA02 ,  5E078CA06 ,  5E078CA07 ,  5E078CA09 ,  5E078CA10 ,  5E078CA17 ,  5H021BB01 ,  5H021BB12 ,  5H021CC04 ,  5H021EE02 ,  5H021EE04 ,  5H021EE21 ,  5H021HH01 ,  5H021HH02 ,  5H021HH03 ,  5H021HH04 ,  5H021HH05 ,  5H021HH06
引用特許:
出願人引用 (4件)
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審査官引用 (4件)
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引用文献:
出願人引用 (1件)
  • ゴッドボール 新徐放性マイクロカプセル(球形・多孔質・中空・無機粉体), 1987
審査官引用 (1件)
  • ゴッドボール 新徐放性マイクロカプセル(球形・多孔質・中空・無機粉体), 1987

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