特許
J-GLOBAL ID:200903070233782100

廃棄物処理場に好適なマットと廃棄物処理場の形成方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 川成 靖夫
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-368553
公開番号(公開出願番号):特開2000-167506
出願日: 1998年12月08日
公開日(公表日): 2000年06月20日
要約:
【要約】【課題】 従来の廃棄物処理場は、不織布または砂、細石を用いた方式のものとなっている。しかし、不織布の欠点は厚みがないので保護効果が薄く適当でない、砂、細石では布設に不安定であるなどの問題点を有していた。【解決手段】 適数枚のマット本体1Aと、マット本体1Aを連結する連結パイプ1Bで構成されている廃棄物処理場に好適なマットと、このマットを地面に形成した逆角錐台状の処理場用くぼみ部2Aに敷設するなどして廃棄物処理場を形成する方法である。
請求項(抜粋):
下記の適数枚のマット本体(1A)と、これらマット本体(1A)を連結する連結パイプ(1B)で構成されていることを特徴とする廃棄物処理場に好適なマット。A.マット本体(1A)は、マット用カバー(1A1)と充填物(1A2)と連結用筒状体(1A3)から構成され、a.マット用カバー(1A1)は、合成樹脂を素材とする通水、通気性を有する織布または不織布を素材とする平面方形の上下布(1A11、1A11)の外周における上辺の開口部を残し、底辺と左右辺に縫合(1A12)を施すと共に、上下布(1A11、1A11)には左右辺と平行に施した適数本のキルティング(1A13)により扁平チューブ状の収納部(1A14、1A14...)が併設され、b.充填物(1A2)は、ゴムチップ、プラスチックのくず、木材のチップなどの粒状物で構成され、各収納部(1A14、1A14...)に開口部より充填されていると共に、当該各収納部は密閉され、c.連結用筒状体(1A3)は、マット用カバー(1A1)の前方辺に所定間隔をもって添設された前方の連結用筒状体(1A31)と、マット用カバー(1A1)の後方辺に添設された後方の連結用筒状体(1A32)と、マット用カバー(1A1)の左方辺に所定間隔をもって添設された左方の連結用筒状体(1A33)と、マット用カバー(1A1)の右方辺に所定間隔をもって添設された右方の連結用筒状体(1A34)から構成され、B.連結パイプ(1B)は、多少の弾性を有する合成樹脂を素材とし、連結用筒状体(1A3)内に貫入できる外径を有し、かつ所定長さに構成されたパイプ(1B1)と、外周面に穿設された吸水孔(1B2)から構成されていると共に、この連結パイプ(1B)内には吸水孔(1B2)から流入した浸出汚水及び発生ガスを感知する汚水、汚水ガス感知測定センサー(S)などが内装され、C.前方に位置するマット本体(1A)の後方の連結用筒状体(1A32)と、後方に位置するマット本体(1A)の前方の連結用筒状体(1A31)とを前後方向に一直線状に並べ、これら両連結用筒状体内に連結棒(1B)を貫通させて連結すると共に、左方に位置するマット本体(1A)の右方の連結用筒状体(1A34)と、右方に位置するマット本体(1A)の左方の連結用筒状体(1A33)とを左右方向に一直線状に並べ、これら両連結用筒状体内に連結棒(1B)を貫通させて連結する。
Fターム (3件):
4D004BB04 ,  4D004BB05 ,  4D004CB50

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