特許
J-GLOBAL ID:200903070237579759
風荷重対応型耐震架構および風荷重対応型耐震建物
発明者:
,
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
久門 知 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-069273
公開番号(公開出願番号):特開平7-279478
出願日: 1994年04月07日
公開日(公表日): 1995年10月27日
要約:
【要約】【目的】 地震荷重と風荷重の両者に対して合理的な設計が可能な風荷重対応型耐震架構および該架構を組み込んだ風荷重対応型耐震建物を提供する。【構成】 柱1と梁2からなる架構の剛性Kf を地震荷重に基づいて設計する。架構内に風荷重剛性要素としてブレース3をX型に配置し、架構との接続部にルーズホール4を用いて所定のギャップ量Gを与える。ギャップ量Gに対応する層間変形δG 以下では、層せん断力Qに対し架構のみが抵抗し、風荷重剛性要素は実質的に抵抗せず、この範囲については振動現象としての地震荷重に対する設計を行う。層間変形δがギャップ量Gに対応する層間変形δG を越えると、風荷重剛性要素の剛性Kv が加わり、この範囲については静的荷重としての風荷重に対し、架構における応力が許容応力以下となるように設計を行う。
請求項(抜粋):
地震荷重に対して設計された所定の剛性Kf を有する建物架構内に、所定のギャップ量Gを設けた所定の剛性Kv を有する風荷重剛性要素を設置することにより、層せん断力Qにより生じる建物層間変形δにおいて、前記ギャップ量Gに相当する層間変形δG を超える範囲でのみ風荷重剛性要素の剛性Kv が効くようにしたことを特徴とする風荷重対応型耐震架構。
IPC (3件):
E04H 9/02 301
, E04B 1/18
, E04B 1/34
引用特許:
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