特許
J-GLOBAL ID:200903070240618897

雑音らしさ算出方法および雑音らしさ算出装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 宮田 金雄 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-346689
公開番号(公開出願番号):特開平11-175083
出願日: 1997年12月16日
公開日(公表日): 1999年07月02日
要約:
【要約】【課題】 ヒストグラムの制御が簡単で、必要最小限のメモリで実行でき、安定かつ分解能が高く、雑音変動に対する追従性も悪くない高精度な背景雑音らしさ算出方法を提供する。【解決手段】 ヒストグラム加算部は、最終出力である雑音らしさに加えて、ピッチ周期性評価手段、定常性評価手段の出力結果を総合評価してヒストグラム手段内に格納されているヒストグラムの複数の要素に対する加算量を決定する。ヒストグラム抑制手段は、1より小さい乗数を全ヒストグラム累積値に乗じることでヒストグラムの抑制を行う。ピーク探索手段は、重心パワーより小さく、累積値も適応閾値より大きい極大値を探索し、前後の累積値との間を曲線近似して、分解能が高い推定雑音パワーを算出する。雑音らしさ算出手段は、パワーと推定雑音パワーを用いて雑音らしさを算出する。
請求項(抜粋):
入力音声を所定長のフレーム毎に分析して所定のパラメータ値を算出し、現フレームのパラメータ値を用いてパラメータ値の分布に関するヒストグラムを更新し、このヒストグラムに基づいて現フレーム時点での推定雑音パラメータ値を算出し、現フレームのパラメータ値と算出した推定雑音パラメータ値を比較することで現フレームの雑音らしさの度合いを算出する雑音らしさ算出方法であって、前記ヒストグラムの更新は、入力音声を分析して得られる所定の評価値に基づいて、ヒストグラムの更新の大きさに0より大きい値を乗じるようにしたことを特徴とする雑音らしさ算出方法。
IPC (3件):
G10L 3/00 513 ,  G10L 9/00 ,  G10L 9/00 301
FI (3件):
G10L 3/00 513 B ,  G10L 9/00 F ,  G10L 9/00 301 A

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