特許
J-GLOBAL ID:200903070250668604

主軸工具のクランプ装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 佐藤 一雄 (外3名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-054476
公開番号(公開出願番号):特開2000-246573
出願日: 1999年03月02日
公開日(公表日): 2000年09月12日
要約:
【要約】【課題】 アンクランプ状態で工具が確実に仮保持される状態を設け、マシニングセンタにおける自動工具交換動作の高速化を達成する。【解決手段】 主軸10先端部にテーパ穴12に挿入される工具ホルダ1のプルスタッド13を着脱可能に把持するコレット14と、コレット14に連結されるドローバー15と、ドローバー15を引き込みクランプ力を発生する皿ばね18とを有し主軸の軸穴内に組み込まれたクランプ機構と、ドローバー15を皿ばね18から作用するクランプ力から開放することで工具をアンクランプするシリンダ部20と、工具交換時に主軸本体が移動する間、アンクランプ状態にある工具を主軸から抜けない程度の力で仮保持する工具仮保持機構部22と、ドローバー15と皿ばね18との直接接触を防止するため、ドローバー15の外周部および皿ばね18の内周部とわずかの隙間が形成されるようにドローバー15に外嵌する薄肉筒部材24とを設ける。
請求項(抜粋):
工作機械の主軸に装着される工具のクランプおよびアンクランプを行う主軸工具のクランプ装置において、主軸先端部にテーパ穴に挿入される工具ホルダのプルスタッドを着脱可能に把持するコレットと、前記コレットに連結されるドローバーと、前記ドローバーを引き込みクランプ力を発生する皿ばねとを有し主軸の軸穴内に組み込まれたクランプ機構と、ドローバーに皿ばねのクランプ力が作用するようにするクランプ動作と、前記皿ばねを圧縮し、主軸のテーパ穴に工具ホルダのテーパシャンクがクサビ力により密着した状態のままドローバーをクランプ力から開放する半アンクランプ動作と、密着した工具ホルダをクサビ力から開放するアンクランプ動作を行うシリンダ部と、工具交換時に主軸本体が移動する間、アンクランプ状態にある工具を主軸から抜けない程度の力で仮保持する工具仮保持機構部と、前記ドローバーと皿ばねとの直接接触を防止するため、前記ドローバーの外周部および前記皿ばねの内周部とわずかの隙間が形成されるように当該ドローバーに外嵌する薄肉筒部材と、を具備することを特徴とする主軸工具のクランプ装置。
IPC (2件):
B23Q 3/12 ,  B23B 31/117 601
FI (2件):
B23Q 3/12 A ,  B23B 31/117 601 F
Fターム (3件):
3C016FA05 ,  3C032AA15 ,  3C032BB13

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