特許
J-GLOBAL ID:200903070254168002

履物外側に突起が突出した本底構成部分を有する履物用材の製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 岸本 瑛之助 (外4名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-179134
公開番号(公開出願番号):特開2000-004908
出願日: 1998年06月25日
公開日(公表日): 2000年01月11日
要約:
【要約】【課題】 生地裁断材の本底構成部分における突起貫通用孔に突起形成用部材の突起を嵌め入れる作業および本底構成部分に突起形成用部材の板状部を縫い付ける作業を必要とせず、しかも突起貫通用孔から履物内へ雨水等が入るおそれがないようにする。【解決手段】 履物の本底構成部分10を有する生地裁断材2と、生地裁断材2の本底構成部分10の履物内側10aに設けられた板状部4および板状部4の下面に一体に設けられ、板状部4下方における生地裁断材2にあけられた複数の突起貫通用孔3を介して本底構成部分10の履物外側10bから突出する複数の突起5を有する熱可塑性樹脂製または熱可塑性エラストマー製の突起形成用部材6とを備えた履物用材1の製造方法であって、射出成形時に突起形成用部材6の板状部4下面を生地裁断材2の本底構成部分10に溶着せしめ、突起5の基部を本底構成部分10の孔3内周面に溶着せしめる。
請求項(抜粋):
履物の本底構成部分(10)および後部構成部分(14)を有する生地裁断材(2) と、生地裁断材(2) の少なくとも本底構成部分(10)の履物内側(10a) に一または複数設けられた板状部(4) および板状部(4) の下面に一体に設けられ、板状部(4) 下方における生地裁断材(2) にあけられた複数の突起貫通用孔(3)を介して本底構成部分(10)の履物外側(10b) から突出する複数の突起(5) を有する熱可塑性樹脂製または熱可塑性エラストマー製の突起形成用部材(6) とを備えた履物用材(1) の製造方法であって、射出成形用金型における下型(7) に形成された、底面に突起形成用窪み(8)を有し且つ深さが生地裁断材(2) の厚さと同一 となされた生地裁断材収容凹部(9)に、生地裁断材(2) をその突起貫通用孔(3) と突起形成用窪み(8) とを一致させた状態で収容し、板状部形成用凹部(13)が設けられた上型(11)を下型(7) に重ね合わせた後、溶融熱可塑性樹脂または溶融熱可塑性エラストマーをキャビティに射出して突起形成用部材(6) の板状部(4) および突起(5) を成形すると共に、板状部(4) の下面を生地裁断材(2) の本底構成部分(10)に溶着せしめ、突起(5) の基部を本底構成部分(10)の孔(3) 内周面に溶着せしめることを特徴とする、履物外側に突起が突出した本底構成部分を有する履物用材の製造方法。
IPC (3件):
A43D 25/06 ,  A43D 86/00 ,  A43B 13/26
FI (2件):
A43B 10/00 101 C ,  A43B 13/26 A
Fターム (14件):
4F050AA01 ,  4F050AA06 ,  4F050BA04 ,  4F050BA05 ,  4F050BA09 ,  4F050CA10 ,  4F050HA01 ,  4F050HA05 ,  4F050HA56 ,  4F050HA57 ,  4F050HA67 ,  4F050KA08 ,  4F050KA11 ,  4F050NA52
引用特許:
審査官引用 (1件)
  • 特公平5-080882

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