特許
J-GLOBAL ID:200903070255685590

分離膜の洗浄方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 森本 義弘
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-231056
公開番号(公開出願番号):特開2000-061274
出願日: 1998年08月18日
公開日(公表日): 2000年02月29日
要約:
【要約】【課題】 メタン発酵槽で発生した消化汚泥を固液分離する分離膜の目詰まりを解消することができ、微生物の生育に必要な微量金属の沈殿をも防止できる分離膜の洗浄方法を提供する。【解決手段】 分離膜6の透過側に、消化汚泥11中に含まれる微量金属と結合して錯イオンを形成する錯形成性の有機酸Aを注入して、膜面に浸透させることにより分離膜6を洗浄し、洗浄廃液をメタン発酵槽3内の消化汚泥11中に流入させる。これにより、有機酸Aによって、分離膜6の膜細孔の硫化鉄等の金属硫化物やリン酸マグネシウムアンモニウムの結晶を溶解除去できるだけでなく、消化汚泥11中に含まれる微量金属を微生物が利用し易い溶解状態とすることができ、メタン発酵効率を高めることができる。
請求項(抜粋):
メタン発酵槽で発生した消化汚泥中に浸漬され、消化汚泥を固液分離する分離膜の洗浄方法であって、前記分離膜の透過側に、消化汚泥中に含まれる微量金属と結合して錯イオンを形成する錯形成性の有機酸を注入して、膜面に浸透させることにより分離膜を洗浄し、洗浄廃液をメタン発酵槽内の消化汚泥中に流入させることを特徴とする分離膜の洗浄方法。
IPC (3件):
B01D 65/06 ,  C02F 11/04 ,  C02F 11/12
FI (3件):
B01D 65/06 ,  C02F 11/04 A ,  C02F 11/12 E
Fターム (27件):
4D006GA02 ,  4D006HA21 ,  4D006HA41 ,  4D006HA93 ,  4D006JA22A ,  4D006JA31A ,  4D006KA12 ,  4D006KA43 ,  4D006KA64 ,  4D006KA72 ,  4D006KB24 ,  4D006KC03 ,  4D006KC16 ,  4D006KD15 ,  4D006KD16 ,  4D006MA02 ,  4D006MA03 ,  4D006MC03 ,  4D006MC09 ,  4D006PA02 ,  4D006PB08 ,  4D006PB70 ,  4D006PC67 ,  4D059AA07 ,  4D059BA12 ,  4D059BA48 ,  4D059BE15
引用特許:
審査官引用 (2件)

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