特許
J-GLOBAL ID:200903070257536320

蒸発燃料処理装置のリ-ク診断装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 笹島 富二雄
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-003001
公開番号(公開出願番号):特開2000-205057
出願日: 1999年01月08日
公開日(公表日): 2000年07月25日
要約:
【要約】【課題】 蒸発燃料処理装置のリーク診断精度を向上させる。【解決手段】 エアポンプ13をONすると共に、切換弁14を大気開放口12側に切換えて、エアポンプ13から圧送される空気をバイパス通路15の基準オリフィス16を経由させた後、切換弁14を経て大気開放口12より大気に開放した状態で、エアポンプ13の作動電流値を判定レベルとして計測する。次に、エアポンプ13をONすると共に、切換弁14をエアポンプ13側に切換えて、エアポンプ13から圧送される空気を切換弁14を経てキャニスタ7の新気導入口9よりパージライン6,10に供給した状態で、エアポンプ13の作動電流値をリークレベルとして計測する。また、外気温が低いときは、リークレベルの計測後に、判定レベルを再計測して、判定レベルを更新する。そして、リークレベルと判定レベルとを比較し、リークレベルが判定レベル以下の場合に、リーク有りと診断する。
請求項(抜粋):
燃料タンクからの蒸発燃料を新気導入口を有するキャニスタに導いて一時的に吸着させ、該キャニスタに吸着された蒸発燃料を新気導入口から導入される新気と共にパージ制御弁を介して内燃機関の吸気系に吸入させる蒸発燃料処理装置において、燃料タンクからキャニスタを経てパージ制御弁に至るパージラインからの蒸発燃料のリークを診断するリーク診断装置であって、前記キャニスタの新気導入口を、大気開放口と電動式エアポンプの吐出口とに選択的に接続する切換弁と、前記エアポンプの吐出口から前記切換弁をバイパスして前記キャニスタの新気導入口に至り、基準口径を有する基準オリフィスが介装されたバイパス通路と、を備えると共に、前記エアポンプをONすると共に、前記切換弁を大気開放口側に切換えて、前記エアポンプから圧送される空気を前記バイパス通路の基準オリフィスを経由させた後、前記切換弁を経て大気開放口より大気に開放した状態で、前記エアポンプの作動電流値を判定レベルとして計測する判定レベル計測手段と、判定レベルの計測後に、前記エアポンプをONすると共に、前記切換弁をエアポンプ側に切換えて、前記エアポンプから圧送される空気を前記切換弁を経て前記キャニスタの新気導入口より前記パージラインに供給した状態で、前記エアポンプの作動電流値をリークレベルとして計測するリークレベル計測手段と、前記リークレベルと前記判定レベルとを比較して、リークの有無を判定するリーク判定手段と、を備えるものにおいて、前記判定レベル計測手段による判定レベルの計測時の温度条件によって判定レベル再計測条件か否かを判定する判定レベル再計測条件判定手段と、判定レベル再計測条件にて、前記リークレベル計測手段によるリークレベルの計測後に、判定レベルの再計測を行わせる判定レベル再計測手段と、前記リーク判定手段にて比較する判定レベルを前記判定レベル再計測手段により計測された判定レベルによって更新する判定レベル更新手段と、を設けたことを特徴とする蒸発燃料処理装置のリーク診断装置。
IPC (4件):
F02M 25/08 ,  F02M 25/08 311 ,  F02D 45/00 345 ,  G01M 3/26
FI (6件):
F02M 25/08 Z ,  F02M 25/08 F ,  F02M 25/08 G ,  F02M 25/08 311 H ,  F02D 45/00 345 K ,  G01M 3/26 L
Fターム (7件):
2G067AA14 ,  2G067BB03 ,  2G067CC04 ,  2G067DD27 ,  3G084BA27 ,  3G084DA10 ,  3G084DA27

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