特許
J-GLOBAL ID:200903070260197944

遠隔操作システム

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 原 謙三
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-001989
公開番号(公開出願番号):特開平8-191487
出願日: 1995年01月10日
公開日(公表日): 1996年07月23日
要約:
【要約】【構成】 操作対象物Aの映像を通信媒体を介して遠隔地へ伝送してディスプレイ3に表示し、この表示映像を見ながら操作対象物Aを遠隔操作できる遠隔操作システムにおいて、ホスト側コンピュータ5の送信信号には送信時刻データ、ターゲット側コンピュータ2の送信映像には撮像時刻データが付加される。ターゲット側コンピュータ2は、送信時刻データを含む信号を受信したとき操作タイムラグを計算して返信する。ホスト側コンピュータ5は、映像受信時に映像受信タイムラグを計算し、これに返信されてきた操作タイムラグを加算して全体タイムラグを求め、該全体タイムラグに応じた操作対象物Aの画面上の未来の位置を画像処理によって予想し、これを映像化してディスプレイ3に表示させる。【効果】 ディスプレイ3を見ながらでも、あたかも操作対象物Aを直接見て操作しているかのような遠隔操作が可能となる。
請求項(抜粋):
撮像手段にて撮像された操作対象物の映像を通信媒体を介して遠隔地に設置された操作局側へ伝送すると共に、操作局から送られてくる操作データを受信してその操作データに基づいて操作対象物の動作を制御するターゲット局と、上記ターゲット局からの映像を受信して表示手段に表示させると共に、表示手段の近傍に設けられた操作入力手段にて入力された操作データを通信媒体を介してターゲット局側へ伝送する操作局とを備え、表示手段の表示画面を見ながら操作対象物を遠隔操作できる遠隔操作システムにおいて、上記操作局およびターゲット局は時刻が同期しているタイマを各々備えると共に、上記操作局はターゲット局側へ伝送する信号に送信時刻データを付加する第1タイムスタンプ手段、上記ターゲット局は操作局側へ伝送する映像に撮像時刻データを付加する第2タイムスタンプ手段を備え、上記ターゲット局は、送信時刻データが付加された信号を受信したとき、その送信時刻と受信時刻とを比較して操作タイムラグを演算し、操作タイムラグの情報を操作局へ返信する操作タイムラグ返信手段を備え、上記操作局は、撮像時刻データが付加された映像を受信したとき、その撮像時刻と受信時刻とを比較して映像受信タイムラグを演算する映像受信タイムラグ演算手段と、映像受信タイムラグ演算手段にて演算された映像受信タイムラグと操作局から受信した操作タイムラグとを加算して全体タイムラグを求め、該全体タイムラグに応じた操作対象物の画面上の未来の位置を画像処理によって予想する位置予想手段と、上記位置予想手段の操作対象物に対する予想位置を映像化して表示手段に表示させる表示制御手段とを備えていることを特徴とする遠隔操作システム。
IPC (2件):
H04Q 9/00 311 ,  H04Q 9/00 361

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