特許
J-GLOBAL ID:200903070266940770

摩擦クラッチ

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 大島 陽一
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-105637
公開番号(公開出願番号):特開平10-037976
出願日: 1997年04月23日
公開日(公表日): 1998年02月13日
要約:
【要約】【課題】 フェーシングが磨耗しても押し付け荷重が変化しない摩擦クラッチを実現する。【解決手段】 クラッチディスク3(フェーシング4)をフライホイール2に係合させるためのプレッシャープレート5を弾発的に押圧するダイヤフラムばね6に負性ばね特性をもたせ、レリーズストロークの増大と共に、戻しばね10のばね力よりもダイヤフラムばねのばね力を減少させる。その負性ばね特性領域の途中での戻しばねのばね力との交点でクラッチ断状態に切り替える。フェーシング4の磨耗量に追従して変位可能な磨耗検出センサ11を設け、磨耗検出センサの移動した量だけレリーズ時に補正リング7dを変位させて、ダイヤフラム受け部7aによるダイヤフラムばねの支持位置を補正し、相対位置関係が変化しないようにすることにより、押し付け荷重の変化を防止する。
請求項(抜粋):
摩擦クラッチであって、フライホイールと当該フライホイールに取り付けられたクラッチカバーとの間に形成されたスペース内に受容されかつ環状皿ばね状をなし、その外周部にてプレッシャープレートの一部に当接すると共に内周部にてレリーズアセンブリにより係合されるダイヤフラムばねと、前記プレッシャープレートと前記フライホイールとの間に配置されクラッチディスクと、クラッチ接時に前記クラッチディスクのフェーシングに選択的に摩擦係合するべく前記ダイヤフラムばねと前記フライホイールとの間に配置されたプレッシャープレートと、前記ダイヤフラムばねの前記外周部に隣接する点を、前記プレッシャープレートに対して相反する側から支持するために前記クラッチカバーに設けられたダイヤフラムばね支持アセンブリと、前記プレッシャープレートを前記フライホイールから離反する向きに付勢する戻しばねとを有し、前記ダイヤフラムばねが、前記クラッチディスクを、前記プレッシャープレートと前記フライホイールとの間で係合するのに要するばね力を提供するために負性ばね特性を有し、前記ダイヤフラムばねによる前記ばね力が、クラッチレリーズストロークの増大と共に、前記戻しばねによるばね力を下回るレベルにまで低下するようになっていることを特徴とする摩擦クラッチ。
引用特許:
審査官引用 (1件)
  • 摩擦クラッチ
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平6-113084   出願人:ルークラメレンウントクツプルングスバウゲゼルシヤフトミツトベシユレンクテルハフツング

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