特許
J-GLOBAL ID:200903070268020261

無線通信ネットワークおよび通信方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 澤田 俊夫
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-097066
公開番号(公開出願番号):特開平10-290229
出願日: 1997年04月15日
公開日(公表日): 1998年10月27日
要約:
【要約】【課題】 無線通信ネットワークにおいて、チャネル利用効率を高めるとともに、伝送遅延時間を改善したデータ通信システムおよび通信方法を提供する。【解決手段】 CSMA方式によるマルチチャネル通信を実行するものであり、端末は、無線チャネルフィルタリング手段、キャリア検出手段、無線チャネル選択制御手段、データリンク制御手段、ACK計時手段を有し、マルチチャネルを介して端末間での通信を実行する。チャネルのキャリア検出の結果に基づき、チャネルを選択して通信チャネルとして使用する。パケット送信が終了すると、パケット送信端末は、受信端末からのACKメッセージを受領することによって送信の成功を確認する。
請求項(抜粋):
複数局が無線通信媒体を介してデータの送受信を行う無線通信ネットワークにおいて、該ネットワーク中のデータ送信局は、予め設定された通信帯域を分割した複数のチャネルを介してランダムアクセス方式によりデータを送信するデータ送信手段と、前記複数チャネル中の各チャネルについてのキャリアを検出する送信局キャリア検出手段と、前記送信局キャリア検出手段によりキャリアの検出されないチャネルの1つを前記データ送信手段によるデータ送信チャネルとして選択するデータ送信チャネル選択手段と、前記データ送信手段によるデータ送信時からの経過時間を計時する計時手段と、前記データ送信手段によるデータ送信後、予め設定された時間内に該送信データに関する受信確認信号であるACK信号を受信しない場合、前記送信局キャリア検出手段による各チャネルのキャリア検出、および該キャリア検出に基づく前記データ送信チャネル選択手段によるチャネルの選択を再度実行し、データ送信を再度実行するデータ送信制御手段とを有し、該ネットワーク中のデータ受信局は、前記複数チャネル中の各チャネルを分別するフィルタ手段を介してデータを受信するデータ受信手段と、前記複数チャネル中の各チャネルについてのキャリアを検出する受信局キャリア検出手段と、前記受信局キャリア検出手段によりキャリアの検出されないチャネルの1つをACK信号送信チャネルとして選択するACK送信チャネル選択手段と、前記ACK送信チャネル選択手段により選択されたチャネルを介して、ランダムアクセス方式によるACK信号の送信を実行するACK信号送信手段と、を有することを特徴とする無線通信ネットワーク。
IPC (2件):
H04L 12/28 ,  H04Q 7/38
FI (2件):
H04L 11/00 310 B ,  H04B 7/26 109 M

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