特許
J-GLOBAL ID:200903070272136940

ポリビニルエーテル系化合物の製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 大谷 保
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-123944
公開番号(公開出願番号):特開平6-234805
出願日: 1993年05月26日
公開日(公表日): 1994年08月23日
要約:
【要約】【目的】 所望の重合度をもつポリビニルエーテル系化合物を確実かつ安全に、効率よく工業的有利に製造する方法を提供すること。【構成】 一般式(I)【化1】(R1 〜R3 はH又はC1 〜C8 の炭化水素基、R4 はC2 〜C10の二化の炭化水素基、R5 はC1 〜C10の炭化水素基、kは平均値が0〜10)で表されるビニルエーテル系化合物を、ルイス酸触媒及び特定のアセタールの存在下、重合させてポリビニルエーテル系化合物を製造する方法、及びルイス酸触媒の存在下、特定のアルコールに該一般式(I)のビニルエーテル系化合物を反応させてアセタールを生成させたのち、これにさらに一般式(I)のビニルエーテル系化合物を加えて重合させ、ポリビニルエーテル系化合物を製造する方法である。
請求項(抜粋):
一般式(I)【化1】(式中、R1 ,R2 及びR3 はそれぞれ水素原子又は炭素数1〜8の炭化水素基を示し、それらはたがいに同一でも異なっていてもよく、R4 は炭素数2〜10の二価の炭化水素基、R5 は炭素数1〜10の炭化水素基、kはその平均値が0〜10の数を示し、R4 Oが複数ある場合には複数のR4 Oは同一であっても異なっていてもよい。)で表されるビニルエーテル系化合物を、ルイス酸触媒及び一般式(II)【化2】(式中、R6 ,R7 及びR8 はそれぞれ水素原子又は炭素数1〜8の炭化水素基を示し、それらはたがいに同一でも異なっていてもよく、R9 及びR11はそれぞれ炭素数2〜10の二価の炭化水素基を示し、それらはたがいに同一でも異なっていてもよく、R10及びR12はそれぞれ炭素数1〜10の炭化水素基を示し、それらはたがいに同一でも異なっていてもよく、m及びnはそれぞれその平均値が0〜10の数を示し、それらはたがいに同一でも異なっていてもよい。また複数のR9 Oがある場合には複数のR9 Oは同一であっても異なっていてもよいし、複数のR11Oがある場合には複数のR11Oは同一であっても異なっていてもよい。)で表されるアセタールの存在下に重合させることを特徴とするポリビニルエーテル系化合物の製造方法。
IPC (5件):
C08F 2/44 MCR ,  C08F 4/00 MEH ,  C08F 16/18 MKY ,  C08F299/02 MRS ,  C07C 43/04

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