特許
J-GLOBAL ID:200903070273882018

車両用自動変速装置の変速制御方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 長門 侃二
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-138977
公開番号(公開出願番号):特開平5-332439
出願日: 1992年05月29日
公開日(公表日): 1993年12月14日
要約:
【要約】【目的】 高速段を確立させる摩擦係合要素に供給されている作動油圧を、入力軸回転速度変化率を目標値に合致させるようにフィードバック制御して入力軸回転速度を低速段同期回転速度に向けて増加させ、入力軸回転速度が同期回転速度に到達した後、高速段側摩擦係合要素の係合を完全に解除する一方、低速段を確立させる摩擦係合要素を係合させてダウンシフトさせる車両用自動変速装置の変速制御方法において、ダウンシフト時における変速ショックを起こすことなく、短時間で変速を完了させる。【構成】 フィードバック制御中に、検出された入力軸回転速度Ntt1 と前記入力軸回転速度変化率の目標値Nt't1とから所定時間t2後の入力軸回転速度Ntt2を予測し(S28) 、予測した入力軸回転速度が前記低速段同期回転速度より小であるとき(S30) 、高速段側摩擦係合要素の作動油圧を強制的に減少させる(S32) 。
請求項(抜粋):
高速段を確立させる摩擦係合要素に供給されている作動油圧を、入力軸回転速度変化率を目標値に合致させるようにフィードバック制御して入力軸回転速度を低速段同期回転速度に向けて増加させ、入力軸回転速度が同期回転速度に到達した後、高速段側摩擦係合要素の係合を完全に解除する一方、低速段を確立させる摩擦係合要素を係合させてダウンシフトさせる車両用自動変速装置の変速制御方法において、前記フィードバック制御中に、入力軸回転速度を検出し、検出された入力軸回転速度と前記入力軸回転速度変化率の目標値とから所定時間後の入力軸回転速度を予測し、予測した入力軸回転速度が前記低速段同期回転速度より小であるとき、高速段側摩擦係合要素の作動油圧を強制的に減少させることを特徴とする車両用自動変速装置の変速制御方法。

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