特許
J-GLOBAL ID:200903070279602890

車両用自動ブレーキ装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 真田 有
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-007286
公開番号(公開出願番号):特開平7-205799
出願日: 1994年01月26日
公開日(公表日): 1995年08月08日
要約:
【要約】【目的】 本発明は、自動車における自動操縦等に用いて好適の車両用自動ブレーキ装置に関し、自動ブレーキ系のフェイル時対策が容易で、アンチロックブレーキと良好にマッチングし、且つ、応答性がよく高い制御性能で自動ブレーキを行なえるようにすることを目的とする。【構成】 ブレーキ用真空倍力機構1を利用して、該真空倍力機構1の要部3をブレーキ操作側へ駆動して自動ブレーキ力を与える自動ブレーキ用アクチュエータ4をそなえ、該アクチュエータ4が、該真空倍力機構1の要部3を駆動しうるピストン14と、該ピストン14をブレーキ操作側へ駆動する油圧を与えうる油圧室15と、油圧源からの油圧を減圧調整して該油圧室15内に導きその油圧を調整する減圧弁25からなる油圧調整機構16と、該ピストン14を反ブレーキ操作側に付勢するリターンスプリングとをそなえ該減圧弁25と該油圧室15との間に、アンチロックブレーキシステムの作動時に開通状態に切り換えられる脈動防止バイパス油路51が介設される。
請求項(抜粋):
ブレーキペダルと連動して進退しマスタシリンダを操作するブレーキペダル連動部材と、該ブレーキペダル連動部材に接続されたダイヤフラムと、該ダイヤフラムで仕切られた負圧室及び大気圧室と、該ブレーキペダルの踏み込み時に該ブレーキペダルの踏み込み力をアシストするために該ブレーキペダル連動部材と連動して該負圧室内と該大気圧室内との間に圧力差を生じせしめる開閉弁とから構成された真空倍力機構と、該マスタシリンダの出力側に設けられたアンチロックブレーキシステムとをそなえるとともに、該ブレーキペダルが踏み込まれていなくても該ブレーキペダル連動部材をブレーキ操作側へ駆動して該マスタシリンダを操作しうる自動ブレーキ用アクチュエータをそなえ、該自動ブレーキ用アクチュエータが、該ブレーキペダル連動部材を該ブレーキ操作側へ押圧しうるピストンと、該ピストンに対して該ブレーキ操作側へ駆動する油圧を与えうる油圧室と、油圧源から該油圧室に至る油路に介装されて、該油圧源からの油圧を減圧調整しながら該油圧室内に導いて該油圧室内の油圧を調整する減圧弁を有する油圧調整機構と、該ピストンを該ブレーキ操作側とは反対方向へ付勢するリターンスプリングとをそなえ、該減圧弁と該油圧室との間に、該アンチロックブレーキシステムの作動時に開通状態に切り換えられる脈動防止バイパス油路が介設されていることを特徴とする、車両用自動ブレーキ装置。
IPC (4件):
B60T 13/56 ,  B60T 8/94 ,  B60T 13/60 ,  B60T 17/00
引用特許:
審査官引用 (2件)

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