特許
J-GLOBAL ID:200903070279819148

磁気特性が優れ、鉄心加工性が著しく優れた高磁束密度方向性電磁鋼板及びその製造法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 大関 和夫
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-302728
公開番号(公開出願番号):特開平6-145998
出願日: 1992年11月12日
公開日(公表日): 1994年05月27日
要約:
【要約】【目的】 フォルステライト、スピネル等のグラス質皮膜をほとんど有さず、切断性、打抜き性、曲げ加工性が良好な低鉄損で、かつ高磁束密度の方向性電磁鋼板を安価に製造する。【構成】 脱炭焼鈍後の鋼板表面にCAA値が50秒以上のMgO:100重量部に対し、少なくとも塩素化合物をClとして1重量部以上含み、かつ塩素化合物、硫黄化合物、窒素化合物の1種または2種以上を、Cl、S、Nのトータル量で1〜20重量部含む焼鈍分離剤を塗布し、仕上焼鈍条件として昇温時の雰囲気ガスを、600〜1100°Cの範囲でN2 25%以上含むN2 、H2 、Ar等からなる雰囲気として加熱後、1100〜1200°Cの温度で仕上焼鈍し、絶縁皮膜剤を2〜6μm の厚みに焼付処理する。
請求項(抜粋):
Si2.5〜4.5%を含み、鋼板に残留するS、Nのトータル量が30ppm以下、鋼板表面の酸化物としてMgO、SiO2 、Al2 O3 からなるフォルステライト及びスピネル状物質のトータル量が1.0g/m2以下、JIS C2553試験法による鋼板の繰返し曲げ特性が5回以上で、かつ絶縁皮膜剤によって鋼板に付与された張力が0.5kg/mm2 以上であることを特徴とする磁気特性が優れ、鉄心加工性が著しく優れた高磁束密度方向性電磁鋼板。
IPC (5件):
C23C 22/00 ,  C21D 8/12 ,  C21D 9/46 ,  C22C 38/00 303 ,  C22C 38/02

前のページに戻る