特許
J-GLOBAL ID:200903070280533517

フッ素化されたイオン性スルホニルイミド及びスルホニルメチリド、それらの製造方法並びに光開始剤としての使用

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 社本 一夫 (外5名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-271624
公開番号(公開出願番号):特開平10-226658
出願日: 1997年10月03日
公開日(公表日): 1998年08月25日
要約:
【要約】 (修正有)【解決手段】少なくとも1個のA+X-基を含むイオン性化合物であって、-A+が、ビアリールヨードニウム基、アリールスルホニウム基、アリールアシルスルホニウム基、ジアゾニウム基及び炭素原子数4〜12の少なくとも1つの不飽和環と錯形成した遷移金属を含む有機金属カチオンからなる群から選択されるカチオン基であり、該カチオン基は場合によりポリマー鎖の一部でもよく;-X-が、イミドアニオン[FSO2NSO2R’F]-、[RFCH2OSO2NSO2R’F]-等、またはメチリドアニオン[FSO2C(Q)SO2R’F]-、[RFCH2OSO2C(Q)SO2R’F]-等であるイオン性化合物。【効果】この化合物は、光学線又はβ線で処理すると、ポリマーのカチオン重合又は改質用触媒として有用な酸を与える。
請求項(抜粋):
少なくとも1個のA+X-基を含むイオン性化合物であって、-A+が、ビアリールヨードニウム基、アリールスルホニウム基、アリールアシルスルホニウム基、ジアゾニウム基及び炭素原子数4〜12の少なくとも1つの不飽和環と錯形成した遷移金属を含む有機金属カチオンからなる群から選択されるカチオン基であり、該カチオン基は場合によりポリマー鎖の一部でもよく;-X-が、イミドアニオン[FSO2NSO2R’F]-、[RFCH2OSO2NSO2R’F]-もしくは[(RF)2CHOSO2NSO2R’F]-、またはメチリドアニオン[FSO2C(Q)SO2R’F]-、[RFCH2OSO2C(Q)SO2R’F]-もしくは[(RF)2CHOSO2C(Q)SO2R’F]-であり、式中、1)Qは、- H-、Cl-、F-、Br-、またはCN-;- 1〜30個の炭素原子を有するアルキル基;- 6〜30個の炭素原子を有するアリール基、アルキルアリール基、又はアリールアルキル基;- 基R”F-、基R”FSO2-、基R”FCH2O-SO2-または基(R”F)2CHO-SO2-;であり、2)RF、R’FおよびR”Fは、X-がメチリドアニオンであるときは、フッ素、1〜30個の炭素原子を有するパーハロアルキル基、2〜30個の炭素原子を有する(パーハロアルキル)アルコキシ基、3〜30個の炭素原子を有する過ハロゲン化脂環式基(OとNから選ばれるヘテロ原子を含んでいてもよく、及び/又は、少なくとも1つのパーハロアルキル鎖を有していてもよい)、および6〜30個の炭素原子を有する過ハロゲン化アリール基からなる群から独立して選択されるか;又は3)RFとR’Fは一緒になって、2〜8個の炭素原子を有する過フッ素化直鎖アルキレン基から選択される二価基を形成するか;又は4)X-がメチリドアニオンであるとき、R’FとR”F又はRFとR”Fは一緒になって、2〜8個の炭素原子を有する過フッ素化直鎖アルキレン基から選択される二価基を形成することを特徴とするイオン性化合物。
IPC (7件):
C07C 19/07 ,  C07C245/14 ,  C07C311/48 ,  C07C317/02 ,  C07C381/12 ,  C08F 2/50 ,  C09K 3/00
FI (7件):
C07C 19/07 ,  C07C245/14 ,  C07C311/48 ,  C07C317/02 ,  C07C381/12 ,  C08F 2/50 ,  C09K 3/00 U
引用特許:
出願人引用 (1件) 審査官引用 (1件)
引用文献:
出願人引用 (6件)
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審査官引用 (6件)
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