特許
J-GLOBAL ID:200903070282455670

車両用駆動力制御装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 平木 道人 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-166723
公開番号(公開出願番号):特開平5-187282
出願日: 1992年06月03日
公開日(公表日): 1993年07月27日
要約:
【要約】【目的】 車輪速センサが実際にフェールしてからマイクロコンピュータが該フェールを検出するまでの間では、他の駆動力制御の開始条件を満たしても、該駆動力制御を実行しない。【構成】 周期比較手段411は、前輪センサ7の出力パルス周期Tf が所定周期(例えば20[ms])以下であるか否かを判定する。当該車両の走行中に前記所定周期を超えている場合には、前輪センサ7がフェールの可能性があると判断できる。この場合には、インバータ412の出力は“0”となるので、仮に、駆動力制御開始条件判定手段410が、当該車両が走行中である場合に他の駆動力制御の開始条件の成立を検出しても、アンドゲート413の出力は“0”となり、切換制御手段390に対しては駆動力制御の開始が指示されない。
請求項(抜粋):
車両の従動輪速及び駆動輪速を演算する車輪速演算手段と、前記従動輪速及び駆動輪速より当該車両のスリップレベルを検出するスリップレベル検出手段と、前記スリップレベルに応じて点火時期の遅角量を設定する遅角量設定手段と、前記遅角量を用いて駆動力制御用の点火時期を設定する駆動力制御用点火時期設定手段と、当該車両が走行中である場合において、駆動力制御の開始条件であるか否かを判定する駆動力制御開始条件判定手段とを具備した車両用駆動力制御装置において、前記駆動力制御装置に異常が発生したことを検出するフェール検出手段と、車輪速検出用センサより出力されるパルスの周期が所定周期以下であるか否かを判定する周期比較手段と、前記パルスの周期が前記所定周期以下でない場合であって、前記フェール検出手段においてフェールが検出されていない場合には、前記駆動力制御開始条件判定手段により駆動力制御の開始条件の成立が判定されても、該駆動力制御の開始を禁止する手段とをさらに具備したことを特徴とする車両用駆動力制御装置。
IPC (2件):
F02D 29/02 ,  F02P 5/15
引用特許:
審査官引用 (2件)
  • 特開昭58-016948
  • 特開平3-085350

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